劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel. lost butterfly

 話の内容はああなので仕方ないが、まあなんつうか。
 アニメとしての出来は期待したほどではなく、ぶっちゃけまともに描けていないレベルなので、
「ぁぁ、我らは凋落しているのだな…」
ということがわかる。
 残念作。


 タクティクス・オウガが深く記憶に残る、「選択の結果でキャラクターの行動が変わる」システムが楽しい。言峰とギルガメッシュが正義の味方に見える (;^ω^)
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ミレニアム 蜘蛛の巣を払う女

 誤認された因縁の不幸なる精算

 序盤の爪の甘さが事件を大きく引き伸ばすも、最終的には解決。国の膿を出すことが出来たから良かったのかも知れない。


 そいや久しぶりに「安楽椅子で足を組む男」役を見たのだが、サイバーパンクもののネット使いはああやって演じるのが正しいのだなと感じた。
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来る

 いわゆる邦画ホラーを軸に、ここ数年で公開された邦画の高評価点を集めた雰囲気の作品。
 悪くない。


 それだけに、俳優のブリ大根が目立つのが難点。


 邦画はショッパイ役者とゆるゆるな脚本で味わう、大衆食堂の揚物定食な立ち位置がベストなんだろなぁ (ΦωΦ)
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機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)

 フロンタル福井の半端作。


 ロボットプロレスの世界から、機械としてのロボットを兵器として取り出して物語を編んだ。しかし未熟ゆえに除去しきれなかった部分が出た。それがニュータイプ
 ニュータイプキャスバル富野にとって単なるご都合アイテムでしかなく、後には恥部になり果てた。
 だからニュータイプはシャアとアムロと共に消された。


 その残った恥部に着目し、膨らませたのがUC以降の福井ガンダム
 富野にとっては、切除しきれなかったガンが増殖したようなもんでないかな。


 実際、福井ガンダムスパロボだ。彼はニュータイプを掘り下げてるつもりで先祖返りしているんだな。

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ボーダーライン ソルジャーズ・デイ

 シカリオになりたいのか


 テキサスで自爆テロを食らったアメリカが、不法入国を斡旋している麻薬カルテルにケンカを売る話。
 いろいろ思うところはあるが、文民統制は良いとしても中途半端は悪いというところに尽きる。
 アフガニスタンだって中途半端にした結果、アルカーイダとビンラディンが出現したわけだしなぁ。
 利子は貯まるものだ (ΦωΦ)

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アンクル・ドリュー

 常に光らなくていい。一度だけ光れば。


 ハーレムのバスケ試合ネタ。
 何もかも失った男が、50年前に栄光をつかみ損ねた男たちと栄光をつかむ物語。言ってしまえば定番のアメリカン・サクセスストーリー。
 ただし黒人主役で客演は老人だが (ΦωΦ)


 プライドが邪魔をして、愛する者に謝ることができなくなる。そんな男にお前はなって欲しくない (つω;`)
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マクロスFサヨナラノツバサ4DX

 アトラクションとしてのマクロス


 概ね覚えていたけど細かいところは忘れていたのでけっこう新鮮に観れた。
 オチはやっぱり唐突というか、あれは感化されすぎじゃろ (ΦωΦ)
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ゴジラ 星を喰う者

 ぁぁ、こぅぃぅ


 今度はエルフによる逆襲編。


 全編通してみれば、各種族が各種族なりのエゴと対策を展開しており、完成度は高かった。
 オチはそれなりであるが、話としては虚渕脚本なだけありキチンとまとまっており悪くはない。


 難点は、骨格であるところのストーリーは良いにしても、間を繋げる部分がクズなところ。
 なんでこのキャラクターたちはこういうリアクションを採るのだろうか? と疑問の嵐。
 いや、もちっと理解できる選択をしようよ。
 人によっては良いのかもしれんが、ワシにはちとつらかった (ΦωΦ)

 思うに、こういう「?」展開をする作品ってのは各シーン主導で作られており、描きたいことをてんでバラバラに描いた結果、つなぎ方に失敗して不自然な展開になるのではないかと邪推する。

 全体を俯瞰するスキルを持とうぜ (ΦωΦ)
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スマホを落としただけなのに

 正しい都会生活とネット・リテラシーのススメ


 邦画なので詰めに至るシーンでデウスエクスマキナ(ご都合主義)に頼るのはご愛嬌。
 スネに傷持つ人間はもっと慎重に生きなきゃいかんよ (ΦωΦ)
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華氏11/9

 マイケル・ムーアのモキュメンタリ映画。
 今回の話題はかのトランプ、富める者の党派・共和党、本来の選出者を押さえ込んで飛び出し消えたヒラリー、カネ欲しさでミシガンの街フリントを鉛中毒に追いやったシュナイダー知事、返す刀で民衆を支援しつつ妥協を繰り返す民主党、フリントを見捨て、かつ軍隊を送り込んだオバマと斬りまくる。
 彼は米国の行く末を民衆に委ねるつもりのようだが、30年後の日本に強く影響を与えるこの国はどうなってしまうのだろうか。


 なお11/9、米下院は民主党勝利。
 本作の影響も寄与したのだろうか。
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若おかみは小学生!

 ばかおかみ


 小学生が自分に乗り越えられる範囲の困難を乗り越えて行く、出会いと別れのサクセスストーリー。
 矮小化するわけでなく、背伸びし過ぎるでもない、手の届く範囲で一歩ずつ成長していく姿は感動的である。
 よいね (^ω^)
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