『指輪物語』の好きなシーン1

 「指輪隊は九人としよう。悪しき九人の乗手どもに対し、九人の徒歩の者が行くのだ。そなたと、そなたの忠実な僕とともに、ガンダルフが行くだろう。なぜといえば、これはかれ一代の大仕事となるだろうし、おそらく生涯のいさおしをしあげる花となるかもしれぬ。

『旅の仲間、下巻』120ページ