恐怖の墓所 Tomb of Horrors 3.5e 事前準備
概要 Introduction 原文より
世界の遥か彼方、失われた孤独なる丘陵の下、不吉なる恐怖の墓所が横たわる。恐るべき罠、興味深い恐るべきモンスター、高額な魔法の宝物、それらを悪しき魔術師が迷宮のような地下聖堂に満たしている。
このモジュールの原版は1974年のAD&D@公式トーナメント『オリジンズⅠ Origins I』で最初に使用された。次に1eルールとして、1981年にダンジョン・モジュールS1として出版された。モジュールは後に2eルールとして、1998年に『恐怖の墓所、ふたたび Return to the Tomb of Horrors』として拡張されて登場した。しかしながら、オリジナルの墓所は決して更新されたとはいえなかった。それが当初印刷されたものを増刷しただけだった。そして今日、初登場から21年の時を経て、オリジナルのモジュールはついにD&D3.5eルールとして新たに転生を遂げた。
というのが今回のシナリオ。冒頭に色々沿革があるが、知っててもトリビア程度だしパス。
設定
PC1〜4の面々はコアミアの都市を拠点としている冒険者だ。君たちは一攫千金を狙う歴戦の傭兵であり、依頼があればあらゆることを成し遂げる何でも屋でもある。
その君たちが昔から掴んでいる一連の情報のひとつに“沼地の迷宮”がある。
- コアミア辺境の沼地に大いなる魔術師の研究室がある(ある吟遊詩人の物語より)。
- 古代の魔術師エーサラックは古の秘術に通じていた(賢者の噂話)。
- 不死を目指した魔術師エーサラックは、不滅に至る研究を今でも続けている(魔術師組合の噂話)。
- 北部沼地に踏み込んだ冒険者で帰還したものはいない(冒険者の噂話)。
- エーサラックは不死王リッチとなり、今なお死せる地下聖堂に君臨している(ターンヘム信者の妄言)。
- はるか昔より、アノーラッチ周辺の沼地にはデーモンが数多く出没する(パープルドラゴン騎士団の報告)。
この情報群はせいぜいがところ子供だましの噂話でしかないが、識者の間では現実的な脅威として知られていた。なんとなれば、魔術師エーサラックは実在の人物であるし、このスカルシティー出身の悪しき魔術師はコアミアに対して復讐を誓っていたからである。
数日前、君たちはひと巻きの古い巻物を手に入れた。そこには簡単な地図と断片的な古代文字、そして
「墓所を目指せし者よ、沼地に横たわる髑髏を見出せ。髑髏の顎に、墓所に至る道は開く」
が記されていた。
これこそが“沼地の迷宮”に至る鍵であると信じた君たちは、以前冒険を共にした仲間(PC5〜8)を招集しこの迷宮に挑むことを決定した。
地図はコアミア北部、アノーラッチとの境に横たわる無人の沼地を示していた。
一行は、この冒険が命を賭したものになろうとは未だ気づいていなかった……。
PC1:ネタゴン id:ruwind のLGパラディン6/ハーフリングアウトライダー3(ハーフリング)
PC2:ドワさん id:Dowa のCGローグ9(ハーフリング)
PC3:yukaさんのNGクレリック9(人間:ラサンダー信者)
PC4:羽生さんTNウィザード6/ジオメター3(サンエルフ)
PC5:が〜じる id:GARGILL のTNアーデント6/エクトピック・アデプト3(エラン)
PC6:ヒロベさん id:taxfree のNGクレリック9(人間/ミスタラ信者)
PC7:キャプテン・ターク id:Terk の?バード8/ウォーチャンター1(?)
PC8:けろたん id:kerofin のNGクレリック9(人間/ミスタラ信者) or モラディン・セイントのLGパラディン7(ドワーフ)
9レベル、4〜6人用シナリオを8人でやるんだし、クレリックが3人もいれば死ぬことはないだろう、と楽観。
しかし、属性がメタクタだけど、パラディンは良く付き合ってるよなとかおもた。