その内訳

 基本的には『魔物の書2:九層地獄の支配者』のウェブ・エンハンスメントから始まる。
 「よし、これを使って九層分戦わせてみよう! *1
 そして彼らを率いるのは混沌属性ではないので混沌博士ははずして秩序教授に決定。
 秩序教授は誰にするかと思ったが、秩序っぽくて黒幕なのはd20世界ひろしといえどもこの人しかいないとダース・シディアスを任命。ただしこいつの脅威度は18〜20なので弱い弟子にしようとダース・モール様(脅威度14相当)を招請。モール様といえば双頭武器の達人なので、PC1も『大陸一の』双頭武器の遣い手にケテー。
 次にマップだが、屋外モノはコントロールが難しいのでダンジョンモノにケテー。
 マップといえば我が家のメガマット(32×64)だが、これを目いっぱい使うようにしてみようと作図開始 *2。デヴィルなので『セフィロトの樹』をモデルにしたマップ構造を立ち上げる。


 PC接待企画なのでぬるい一本道でもいいのだが、それではつまらんので今回は3ルートでの進行を考える。

  1. ゲートをくぐる道。一番長く二番目に辛く、誰にとってもはずれ道w DMとしては環境縛りで嫌がらせできたのである程度は当たり。うまく構造を読めればボス部屋へのショートカットができる構造つき。ちなみにスウォームの間はメガマットのはずれに位置するので、「これ以上先にSドアはないだろう」というプレイヤーの姑息なメタ読みを阻む目的もあったが、誰も〈捜索〉しないのでションボリな局面もw
  2. 通路を進む道。長さは中庸、辛さは一番。パーマネント・ガスト・オヴ・ウィンドの狭い回廊を大型化してねじりこんでいると、スペクターとレイスが歓迎してくれ、コーラー・イン・ダークネスさんが自害の誘い *3 をしてくれる素晴らしいルート。ネタとしては笑えたが華麗にスルーされる。
  3. 正面の瓦礫を除去する道。これが面倒だが一番楽な道。瓦礫をどけていると上から瓦礫が降ってくる(魔法で再装填)という罠付。罠を超えると魔獣とアーケイン・ウーズのペアが攻撃をかけてくる。それを超えると遥か彼方からウードルートのサイオニック攻撃が見舞われる。撃退するために突撃すると、敵の10フィート前には地下100フィートの落とし穴があり、30フィート手前に止まると床が崩落して下の通路に落ちるという現象が待っている(罠じゃないから〈捜索〉出来ない。〈石工の勘〉があればいいけどw)。

 そしてボス部屋の前には休憩所《FEARの泉 *4》を用意するも、警戒したプレイヤーが使用を拒否して進行。まぁいいけどね。
 ボス戦は、アスペクト・オヴ・ベルの奇襲から開始するも部屋の扉を強制施錠せずに始めてしまいミス!
 ディーパー・ダークネスと2枚重ねのパーマネント・ウォール・オヴ・フォース *5 で攻撃を封じたつもりがテレポート技で回避されて秩序(準)教授に肉薄されてしまい、九層のうち三層を出すまでで終わりました。残念。
 時間も時間だったので、あそこで仕留められて良かったのやもとか考えつつ投了。
 PC1のお姉さんとアーティファクト(ホントはカスバートのレリック)を奪還して一行は帰途についたのでした。


反省点

  1. とにかく盛り込みすぎ。容量としては2日分あっても不思議はない量だったような気がする。もっと内容を絞るべし。
  2. 全員が気合を入れて〈知識〉を分担取得していたので、全知識を使わせたろうとクリーチャーを用意するも、ルートの配置に偏りがあった。配置を練るべき。
  3. ボス戦に爽快感がなかったので以後の検討課題とする。


 なにはともあれ、しばらくシナリオ考えなくていいのが救いかな? 疲れた…


 なお、今回の卒業生はDMが個人的に非常に苦しんだ、ハイロードずずずさんの作ったナイトに決定! *6


 さらば、ナイトよ… 君の事は忘れない…

*1:無茶

*2:無茶2

*3:意志セーヴ失敗で全力攻撃を全部自動クリティカルで自分に叩き込むサイオニクスの精神作用[強制]技

*4:モルデンカイネンズ・マグニフィシャント・マンション

*5:厳密に言うとナブーにあったエネルギー障壁だがw

*6:DM権限