特攻野郎Mチームの裏側。もしくは表層化することのなかった設定。また流した設定。
舞台はドワーフのミスラル鉱山。そこにある日突然金属を食べるモンスター *1 が出現したのがシナリオの発端。
PCは鉱山近くの山中にあるズオケン寺院の食客、もしくは寺院の修道僧。
鉱山に来る冒険者たちはモンスターに恐れをなし離脱。そこで寺院に救援要請が来たことからその掃除に向かういうのがシナリオの基本線。
〈情報収集〉
DC15で1個。達成値が高いと1つ余計に得られる。ダイスで決定。
- 鉱山の所有者は高い税金に不平をもらしている。税金はアディットの数で決まる。
- 鉱山所有者はドワーフの一族である。代表はドゥーリン *2。
- 鉱山を所有するドワーフの何人かが最近姿を消した。
- 鉱山は拡張する予定らしい。
- 鉱山には隠し坑道がある。
- 新しい坑道で事故が起きた。(偽情報)
- 鉱山の拡張工事中にモンスターが現れた。
- 鉱山所有者一族の中で最近争いがあり、何人かが殺されたらしい。(偽情報)
- 落盤事故があり、ドワーフはそれを隠そうとしている。(偽情報)
- モンスターは山中に潜む盗賊団が放ったものだ。(偽情報)
〈真意看破〉
ドゥーリンはPCに救援依頼をしたドワーフ *3。彼の発言はおおむね真実だが、いくつか嘘が含まれる。
- 大型モンク部隊を断る際に、『最深部に隘路がある』といったのは真実。その後に『それは昔だ』といったのは嘘。
- 最深部の坑道を『知らない』と言ったのは嘘。あの坑道 *4 はドワーフの隠し坑道で、脱税のために新たに掘られたもの。
- モンスターの種類、出自を知らないのは嘘。ラスト・モンスターの出現は知っており、ラスト・ドラゴンには鉱夫が数名殺されている。酸の湖を〈捜索〉すると(難易度25)いくつかの残骸を発見できる。
彼は嘘は認めないが、〈真意看破〉に成功することで真実を話す。
アスペクト・オヴ・ジュイブレクス
鉱山の地下に巣食うデーモン。理由としては“ドワーフの鉱山の底にはデーモンがいるものだ”という思い込みによるものw ただしバロールを出すのはシャレにもなっていないので、対モンク用に調整したジュイ様に差し替える。
出典は魔物の書1のウェブ・エンハンスメントに登場した“弱い”アスペクトより *5。《不定形》*6 はひどいので《溶解》*7に差し替え、脅威度8を13に増強。
大ボスが決定したことから、部下の各モンスターにはフィーンデッィシュ・テンプレートを付加する。
開始時にはジュイブレクスの周囲にはアンティマジック・フィールドを張るとかグローブ・オヴ・インヴァルナラビリティを張るとか考えたが、戦況を見るに余計なことをすると普通に全滅しそうなのでパス。
ちなみにアンティマジック・フィールド内に入った場合、亜硫酸ガスによるダメージでだいぶ手数が減るので状況は様変わりしていたと思われる。
とかつらつらと、流した設定を書きなぐり。