ダンジョン誌#161のシナリオ 20081217 狂気の接触,4e改 Touch of Madness

  アップデイト!


  2008年最後のシナリオです。今年の3月にWEBダンジョン誌で公開された『狂気の接触』の4e版ですね。このようなアップデイトは『アッシェンポート、最後の吐息』という前例がありますが、人気ある好シナリオという意味なのでしょう。
  10レベル5名という手頃なレベル帯ですので、コア3冊そろったら試してみましょう。3.5e版ではかなり大量のサプリを必要としていましたが、版上げ後はどうなっているかも興味深いところです (^ω^)

  ファー・レルムは狂気と死の場所だ。 力を求めるものがその棲息者との同盟を持ちかけるが、得られるものは良くて狂気ばかりだ…。 しかしそのような現実にもかかわらず、いくばくかの愚者はあえてこの未知の領域に踏み込み、そして定命者の世界はそのツケを払うことになる。 何年も前に、献身的なアイウーン教徒の一派が禁断の知識を求めて踏み込んでいった。そして静穏なウェルスプリングの街は脅威にさらされようとしていた。

  定命者の世界を越えた、アストラル・シーの外周にファー・レルムは無限に広がっている。 神々と定命者の領域を越えて先にあるこの次元界は、矛盾と狂気、無駄な創造と消衰に満ちている。 アストラル・シーの外縁は病んだ不確定性の塊で、それは理解不能な名状しがたき狂気の混合物だった ‐ それはたえずもがき、うごめき、そして知覚力を持っていた。
  それらが定命者の世界の間合いを越えて来ない限り、ファー・レルムとその狂気の産物は文明に危険は与えない。 しかしながら、それらは創造物に食い込もうと企み、定命界に悪夢の精髄を打ち込まんとしている。 異形のクリーチャーがそれらの汚穢を広め、繁殖させ、平らげ、殺し ‐ この世界を己の自由にしようとしている。


  作者は好印象なシュワルブさん。原文が読みやすくていいね (^ω^)
  WEBダンジョンの単発4eシナリオとしては初ですが、もっといろいろ作ってもらいたいものです。