30レベル解析編5:総括

  これで終〜わり! (^ω^)


  プレイした人ならわかるだろうが、4eは一発逆転のないゲームだ。
  3.xeの時のように、超絶(な組み合わせをした)呪文や条件整えたダメージ・ディーラーが突撃して3桁ダメージ出して敵を倒すゲームではない。
  したがってチマチマ削るゲームになる(この表現だってどうだと思うがw)。


  今回のオルクス戦が良い例で、33レベルのオルクスとはいえPCにアクションを封ぜられたら手も足も出なくなる。
  第6ラウンド以降、ラウンド経過時間が減少していることに気付かれるだろう。これはPCのターンは巡っても、モンスターのターンがセーヴのみで終わったことを意味する。
  そして9ラウンドを迎えるまで、PCはダメージを延々与え続ける作業に従事することになった…。


  そして 4th Cage を始め、至るところで言われている問題点がこれだ。




  チマチマ削るのがうざい!




  そりゃそうだ。プレイヤーの大半は冒険を求めてゲームをしている。冒険とはそこそこの危険と隣り合わせになって成立するものだ。危険がなくなったらそれは冒険とは言わない。作業だ。
  作業をおくるために休日の午後を狭い部屋で過ごしたいやつは少ないだろう。同じ作業なら仕事していた方が金になるからなw




  そこで鯛足烏賊は考えた。


  この状態を改善する手段はないものか。


  あった。


  これなら作業はなくなる。


  解答はこれだ。簡単。誰でも出来る。




  DMが投了する。




  以上。そんだけ。












  冒頭にも書いたが、4eは一発逆転のないゲームだ。順次ダメージを積み上げていき、最終的に大敵を倒すゲームだ(これを“チマチマ削る”と呼ぶのは自由)。
  逆に言えば、一旦趨勢が決まったなら逆転は困難なゲームといえる。というより“作業”といわれるくらいだ。逆転は不可能なゲームだろう。




  だったら勝負が決まったと思ったらそこで戦闘打ち切りでいいんじゃね?




  DMなら「この戦いは勝てん…」と思える瞬間は必ずあると思う *1
  それが来たら「この戦闘はここまでにしましょう」と打ち切るのもDMの仕事ではないだろうか?
  まだ出したい技があるならいいが、それも無いならリアル時間を1時間消費して先の見えた勝負を続ける意義を考えた方が良い。


  そしてプレイヤーも文句言わずに受け入れる度量を示すべきだろう。まだ戦いたいなら続けても良いだろうが…。


  投了をプレイヤーが催促するのは微妙だが…、そこは卓の環境次第だね (^ω^)








  そしてねぇ、『バカな老害がわけわからんことぬかしとる』と思ったであろう、ここを訪れたお客さんに問いたいのだがね。


  4eって回復リソースが事実上無限だよね(ポーションとかは使い切りだが)。
  AD&D(2e以前)ほど厳しいとは言わないが、3.xeの時のようにキュア・ワンドのチャージ残数を考えたりしないシステムだよね。
  FF並に寝たら全快。夜襲もなし。ランダム・エンカウンターもないよね(あったらスマン


  なら無駄に戦闘継続してPCのリソースを削ることに意味はないんじゃね?
  削ったリソースは明日になったら回復してんだよ? 完全に。
  この状況で削れるのは『日数』というリソースだが、1日せいぜい3戦までの4eで時間リソースを必要とするシナリオ自体が間違っているような気がするのだ。




  だから私は、戦いの結果が見えたなら打ち切りましょうと言いたい。




  なんかゲーム・システムを否定したような気もするが、キニスンナ!




  PCが全滅しちゃったなら、それはそれでしょうがないけどね (^ω^)

*1:俺はよくある。逆の予感もあるがw