帝国の残骸 Remains of the Empire ダンジョン誌#165のシナリオ 20090422

  

  エルクリッジは平穏な渓谷に位置し、農夫と職人が大半を占める暴力とは無縁な集落だ。 その渓谷に野生のドレイクが侵入し、家畜や人々を襲い始めた。田舎の民は防衛に立ち上がる経験豊かな戦士を募集している。 防衛よりも大きな問題は、これらのクリーチャーがどこから来たか、なぜ渓谷を攻撃するのか、そしてこの地域はどのような過去を抱えていたのかにあった。 『帝国の残骸』は3レベルPCのための冒険である。

  はるか昔、アーコシアのドラゴンボーン帝国が繁栄していた。そしてドラゴンボーンの空中城砦のひとつアストレイタネスは未完成であった。 ティーフリングのウィザードがドラゴンボーン要塞を浮遊させていた魔法を破った。そうして雲よりも高みにあったそれは降下を始めた。 1つずつ、浮遊要塞は地面に落ちた。アストレイタネスが高山の山頂に衝突したとき、それは、四方八方に破片を撒き散らし、卵のように割れた。 山はその後モーニングフォール山と名付けられ、元の名前は歴史から消えていった。


  作者はコルジャー・レイヴン・リケット。近作として『Races of the Dragon』、『冒険者の宝物庫』がある。
  この人は狙ってヒットを出すのではなく、偶然ホームランを打つタイプらしいw