ゼロ・グラヴィティ

 タイトルは原題のままが良かった作品


 いわゆるパニック遭難モノと異なり、現実を直視せざるを得ない作品。if遭難モノというべきかな。


 技術者としてスペースシャトルに乗り込んだ女性が、いかにケスラーシンドロームを生き抜いたかを描く。
 極限環境をソフトに描写した快作。


 NASAには緊急ツールとして宇宙服に、紐の先に電磁石をくっつけた“フック”と、外付酸素ボンベを用意してもらいたい気分。
 ( ゜ω ゜)もうあるんだろうけどね


 ちなみに、シャトル飛行計画は135で終了したので、本編STS−157は完全に架空だな。
 ひょっとしたら、終了してなきゃ今頃ちょうどよい飛行回数になっていたかもしれない。