スパイダーマン ホームカミング(エンド・ムービー×2)

 あと、何本撮るの?


 街のヒーローの成長譚。
 15歳だから日本だと中三のピーター・パーカーが、街の正義を守りながら学校生活を送るお話。
 いわゆる「大人と子供の間」を揺れ動くティーン・エイジャーが、失敗を繰り返しながら大人に成長していく姿を描いている。
 「アヴェンジャーズ」は“完成された大人の成長”だったけどこれは“未完成の若者の成長”。前者は他を認めて協力する成長で、後者は自分自身と向き合う成長。
 こういう作品は気持ちいいね。
 ちょいと年上な「パワー・レンジャー」もそうなんだが、ファン層の世代交代に対応しているのかもしれない。
 まっとうな成長を描くのは重要だね (^ω^)