問題

 うちの新人少佐が、前任者の残した文書を発掘し、その中の一文を新機軸の向上策であるとして打診してくる。
 しかしてそれは15年ほど前に他の支社が問題を起こした案件で、かつ当支社も4年ほど前に手を染めようとした末に闇に葬った案件(当時の文書らしい)であったことから、忠言として制止するも、当方の言葉足らずにて折れり。
 口伝と経験は根拠にならず。


 とりあえず、部下としての義務は果たしたとし、推移を見守ることにする。


 (ΦωΦ) 後は知らんわ