ドラゴン誌#368の記事 20081010 伝説のアイテム Items of Legend

　　アーティファクトの時代、来たれり！

　　４版では、以前に比べてアーティファクトをより運用しやすくなる。 これら新アーティファクトのひとつをゲームに投入しろ。プレイヤーの注目はすぐに注がれるだろう。 それぞれのアーティファクトについての解説はＤＭＧの記述に合わせて完全に詳述されており、容易に運用することができるだろう。

　　（ＡＤ＆Ｄ）１ｅのアーティファクトはＤ＆Ｄの主軸だった。 ＤＭＧには冒険やキャンペーンの核となるような伝説のアイテムが紹介されていた。 いまやアーティファクトはゲームの全状況に投入可能で、パラゴン段階のキャラクターであるなら、もしくはそれ以前に段階から安全に運用することができる。 この記事はＤＭＧで紹介されたアーティファクトを増補するもので、象を模した奇妙な黒檀像や、未知のパワーを秘めたヘルムが含まれている。 注意深く使うなら、それらはゲームの着想源になり、そして決して忘れることのない経験を幸運なキャラクターに提供するだろう。

P	ブロークン・ブレード・オヴ・バナトラール	Broken Blade of Banatruul	＋４グレートソード。５マスまで届く薄暗い光を放つ。攻撃ロールで20を出すと以降の遭遇中は攻撃＋２、１を出したら以降は―２ *1。	これはドーンブレード（暁の剣）とダスクブレード（薄暮の剣）の２振りがある。
	遭遇パワー		ウィザード回数無制限パワーの cloud of daggers をフリーアクションで発動可能。能力値は【知】ではなく【筋】【耐】【敏】のいずれかでも可。機会攻撃は誘発しない。
	毎日パワー		標準アクション。【筋】【耐】【敏】のいずれかで反応攻撃。10マス以内にバースト２、3d10［力場］ダメージを与える。
P	ジ・イモータル・ゲーム	The Immortal Game	その他の魔法のアイテム。scrying か divination 儀式の技能判定に＋２	これはチェス板である。プレイをしてその勝敗により効果が異なる。
P	フィギュリーン・オヴ・タントラン	Figurine of Tantron	その他の魔法のアイテム。標準アクションで16レベル・ブルートのタントラン（超大型の象）を招来する。またフリー・アクションで、ヒーリング・サージを消費することで、タントランに同じ値の一時的ＨＰを与える。２回まで。	これは後脚で立ち上がった象を模した黒檀の像である。
E	ヘルム・オヴ・ザ・マッドマンズ・ブラッド	Helm of the Madman's Blood	頭部スロット使用。１日１回、ターン開始時にヘルムが試練を課す。“自レベル＋３”対“自身の意志セーヴ”。アイテムが勝つとその日１日は支配下に入るｗ	クレストの付いた、血の色のカーヴィングが入った冑。
	遭遇パワー		マイナー・アクションで、このターンの攻撃に＋２バワー・ボーナス。命中したなら＋2d10サイキック・ダメージを与える。

　　作者はデイヴィッド・ヌーナン。おなじみの。ああ、おなじみの…　（＾ω＾）
　　たぶんこれは良い方に転がるんじゃないかと信じ……ちゃいるんだけどなｗ

*1:無名ボーナス累積しないとは書かれていない