DAC2013『略奪者の復讐』 DM:鯛足烏賊

 武器破壊6本


 数年ぶりにDACにてDM参加してきました。
 シナリオは“すべてのDMの上に君臨する英霊”コーデル師の『略奪者の報復 Revenge of the Marauders』
 世界設定は未訳のダークサン。
 レギュレーションとして、[秘術][信仰]クラス禁止、武器破壊ありというものでした。
 さらに6名パーティ用の調整として、敵を増やすのではなくPCのhpを減少させるという姑息な手段付 ( ゜ω ゜)


 そんなレギュレーションに集まってくれたのは、この6名。

役割 名前 種族 クラス 分類 マルチクラス 背景 キャラクター・テーマ プレイヤー
撃破役 グスタフ エラドリン モンク 熱砂炎風     ノーブル・アデプト みのくばさん
防衛役 ウォーゼル ドラゴンボーン バトルマインド 機敏なる   珍しい卵 グラディエーター Satoさん
防衛役 ウスカン ミュール ファイター ナイト   アスリート グラディエーター KANさん
防衛役 ドーン ハーフオーク バーバリアン バーサーカー モンク 両世界をまたぐもの ウェイストランド・ノーマッド とろさん
指揮役 ダーグル ドワーフ アーデント 衝動の心衣   山岳 デューン・トレーダー タノさん
制御役 アジュラ スリクリーン シーカー 血の絆 モンク   ワイルダー isobeさん


 内容は、このほど 4th Cage さんに投射したので、皆さんそちらでご確認を。
 ただこのシナリオ、第5遭遇がやや弱く、第6遭遇が難ありなので、両者を繋げてみました。


 まっ、もっとも突破されたわけですが…… ( ゜ω ゜) .。oO(ウォーゼルが気絶しただけ
 時間が余ったので、最後のあたりは即興でガシガシとつなげていたけど、まあ良いよね?


 なにはともあれ、つきあってくださったプレイヤーの皆さん、そしてDAC参加者の皆さん、お疲れ様でした。
 来年はより奇抜なネタでお会いしましょう ( ゜ω ゜)


Dark Sun Campaign Setting: A 4th Edition D&D Supplement

Dark Sun Campaign Setting: A 4th Edition D&D Supplement

Dark Sun Creature Catalog (4th Edition D&D)

Dark Sun Creature Catalog (4th Edition D&D)




hp調整について
 私見だが、戦闘遭遇重視の4版は、
   A)PCの打撃力合計 対 B)モンスターのhp合計
   C)モンスターの打撃力合計 対 D)PCのhp合計
での削りあいと見ている。先にhpがなくなった側が負けだ。
 ここでPCが6名となった場合、公式な対処方法として『遭遇レベルに等しい標準モンスター1体追加』が挙げられているが、これは単に数値を拡大化しただけであり、それは引いては戦闘時間の拡大を示すことになる。
 リアルな時間的要素を重視するコンベではあまり得策とはいえないし、それは戦闘が長引きやすい4版では慢性的な問題だ。


 そこで考えたのが、モンスターを増やさず、PCのhpのみを約5/6に減少させる方法。
 モンスター増加法だとABCDのいずれもが増加するものの、この方法だと増えるのはAだけだ。
 Aが増えるということはモンスターが殲滅される速度が上がることを意味するが、PC単体の保有hpは減っているので事故的に敗退しやすくなる。
 つまり、ある程度スリリングな戦いになるというわけだ。


 今回の運用だと、奇しくも防衛役が3名になったので単純な適用は難しいが、多くの場合は撃破役/指揮役が追加されると思われるので、ギリギリ感は増すと思われる。
 是非とも試していただきたい (^ω^)




 こっからどうでもいい話 ┏( ┏ ゜ω ゜)┓




































 シナリオ的には、コーデル師はPLどころかDMにもキツイものを作るのが好きらしく回し難い回し難い。
 シチュエーション的には好きだけど、実際やっちゃダメだろ的なものが多く、あまりオススメしない。
 火力的にはダークサンはエッセンシャル寸前だけど、エッセンシャル準拠のダメージなので問題なし。ただマップが基本狭いので、全員活躍できるかというと微妙。
 
 ぶっちゃけね、ダークサンダメ。特色とされている[信仰]なしはルール的にはどっからか(他世界とか)[信仰]パワー送られてくるからOKだし、[秘術]は庶民から嫌われるだけで遭遇的にはノーリスクで運用可能だし、武器破壊はPCの戦術を破壊してしまうのでPL的にもパーティ的にもDM的にもいいところがない。
 なるほど、後が続かなかったわけだ……。
 ある意味、レイヴンロフトまで突き抜けた方がいいのかもしれない。
 
 
 DAC運営についてはgdgdであったが営利じゃないから特に意見なし。
お疲れ様です。来年もがんばってください。
 ただ会場についてはダメダメ。今回4卓だけ“監獄次元”に送られたわけだが、アレは同じコンベに参加している気分じゃなくなるわ。
 静かな環境でセッションできたのは幸いかもしれないが、それは望めばいつでもできるわけで、合間合間に中座して他の卓を見るのも楽しみのひとつだろうに、それが不可能だったのが残念。
 おまけに本会場が微妙に開いていたりするところが、何か意図があるのではと勘繰りたくなるような仕様。
 卓が立たない/DMいないと言われている中、応募トップ4卓があちらに送られているわけだしな。
 アレは何かね?
 
 DMはどうせ自卓しか目に入ってないので構わんが、20名ばかりのPLが気の毒だわ。
 改善されたし。たとえ卓を減らすことになろうとも。