アサスの種族

 とりあえず18ページから。
 主要種族としてマール、スリクリーン、ドラゴンボーン(またの名をドライ)、ドワーフ、エラドリン、エルフ、ゴライアス(またの名をハーフジャイアント)、ハーフエルフ、ハーフリング、ヒューマン、ティーフリング。
 その他少数民族としてジェナシ、カラシュター、ミノタウロスが挙げられている。


 他の種族については25ページと30ページにコラムが設けられている。

消え去った人々 THE VANQUISHED PEOPLES


 はるか昔、アサスには他の種族も生活していたが、彼らは今日存在しない。ある者たちは古代戦争で絶滅し、ある者たちは妖術王の代行者に狩り尽くされ、それ以外の者たちは旧世界とともに死滅した。ディーヴァ、ノーム、コボルド、オーガ、オーク、トロルといった種族は、アサスにはもはや存在しない。


 しかしながら、DMは自身のダークサン・キャンペーンにおいて、これら“消え去った人々”のリストを自由に修正してよい。たとえその種族がはるか昔に絶滅したとしても、その種族の一員が例外的に登場することは可能だ(DMの承認があるなら)。例えば、もし君がノームをプレイしたいなら、君のキャラターはアサスに漂着した次元間旅行者としても良いし、魔法の暴走によりはるか未来に吹き飛ばされた過去からの勇者とすることもできる。君は世界でただの一人も同族がいないかもしれないが、君が望む限り君がそのキャラクターをプレイすることができない理由とはならない。

他種族の紹介 INTRODUCING OTHER RACES


 D&Dには多くの種族が存在するが、『DARK SUN campaign setting』では彼らの存在を明記していない。もし君が新たな種族をアサスに導入することを望むなら、君は“世界の外”との間にいくつかの入口を作ることができる。君の選択した種族をキャンペーンに導入する方法について、ここにいくつかの例を示す。

  • アサスの広大な砂漠は既存のクリーチャーを変異させ、短期間で消えていく短命な落とし子を生み出す。おそらく君と君の同族はこの変異か、“穢れなき塔”と呼ばれる古代遺構との接触で生み出されたのだろう。
  • 世界は常に今の状態にあったわけではない。君と君の同族は、魔法かサイオニクスで時代を超えて保存されてきた、過去の遺物なのだ。今、君は君がかつて知っていたアサスとは根底から異なる世界に現れた。
  • アサス最強の存在は、異界の神々に匹敵するほどの[秘術][原始][サイオニック]のパワーを用いる。おそらくこれらの存在は、そのパワーの一部を既存のクリーチャーに注ぎ込み、原型を歪めることでゴライアスやミノタウロス、また君と君の同族のような新種族を生み出したのだろう。


 ありていに言うと、理屈をこねりゃ何でもあり ( ゜ω ゜).。o〇(アサスの種族はどんな自由な発想で導入してもいいんだ