『カイバーがもう一度刈入しようとしています。とめますか? ハイ/YES』 (2レベル・カイバーの“刈入”より)

 シャドウ・マーチは最良の時期であっても厳しい環境だ。そしてあなたが任務で訪れたこの時期は、間違っても最良な時期ではなかった。
 あなたは幸いにも、この惨めな土地に繁茂するダークウッドの森で行なわれた仕事を終えることができた(そのため、このシナリオを2レベルで開始することが出来る)。
 仕事は終わり、帰還の算段は整ったが、あなたは少しだけ寄り道をすることにした。


 あなたが仕事を請け負ったダークウッドの森のすぐそばには、岩山にへばりつくような小規模の集落があった。
 その集落はブラックルート村と呼ばれている。そして村には偶然にも、〈最終戦争〉であなたの部隊の斥候を務めた、ドリア・ヴェレダールが住んでいるのだ。
 ドリアはハーフオークとしては陽気な女性で、あなたの部隊のムードメーカーとして仲間を元気づけ、また優秀な斥候として部隊を幾度も救ってくれた。
 この仕事に就く前、ドリアへメッセージを送ったところ、あなたを歓迎するとの返事が来た。そこであなたは、仲間とともにドリアの自宅を表敬訪問することにした。


     狂気と夜闇が集いし時
     When madness and night align
     無垢なる者の血潮が黒き木より流れる
     And innocent blood waters the dark tree
     気高き魂は多眼の鎧を求めよ
     The noble soul must claim the Coat of Eyes
     しかる後、善人がためそれを負うべし
     And bear this burden for the good of all.

             ‐タラシュ・シベリス より From the Talash Siberys


 てな予言はともかく、古いなじみを訪ねた冒険者たちは、友人が行方不明になっている事実を知るのでした…。

役割 名前 種族 性別 クラス構成 プレイヤー
防衛役 キャプテン・サイアリ ヒューマン 喧嘩屋ファイター ミヤさん
撃破役 ゴウケン ヒューマン 練拳比石のモンク ジョウセンさん
撃破役 テッサダール ドラゴンボーン 滾る血のバーバリアン りゅうくさん
指揮役 ダック軍曹 ドラゴンボーン 戦術の威風のウォーロード キャプテン・ターク
制御役 エレイン ティーフリング 呪詛の誓約のインヴォーカー たきのはらさん


 内容は割愛ですが、Bチームであるため前回との比較を。


第0遭遇
 状況遭遇です。
 Aチームは普通に終わりましたが、Bチームでは心配されていた事態が起こりましたw
 やはり“訓練されたD&D者”は違うなぁ (;^ω^)


第1遭遇
 技能チャレンジです。
 Aチームは失敗結果から次に進みましたが、Bチームは成功でした。ここは、必要技能の調整をした成果かもしれません。
 まあAチームは慣れていなかっただけかもしれませんが。


第2遭遇
 戦闘遭遇です。
 両チームとも危なげなく撃破。Aチームは発見しましたが、たいした差はありませんね。


第3遭遇
 状況遭遇です。
 Aチームは1人失敗で済んだような。


第4遭遇
 非戦闘遭遇です。
 Aチームは飛び越えたり、戻ってこれなくなってハマッたりと楽しんでましたが、Bチームは堅実に技能で突破しました。さすが…。まあ、某インヴォーカーが脇に立っていた某モンクにナイフ突き立てたりしてましたが (;^ω^)


第5遭遇
 前半クライマックスの戦闘遭遇です。
 Aチームは結構ハマって手こずってましたが、Bチームは中核モンスターを瞬殺して危なげなく終了。さずか…。


第6遭遇
 戦闘遭遇です。
 ここは両チームとも手こずりつつも撃破しました。手数の多さは半端でないですからね。


第7遭遇
 戦闘遭遇です。
 丸呑みさんのおかげで両チームともかなり苦戦しましたが、Bチームは事前情報があったためそれなりでした。あいつはしょうがないねぇ…。
 なお、某制御役が範囲攻撃かまして某撃破役にクリティカルかましてました…。


第8遭遇
 戦闘遭遇です。
 Aチームはおっかなびっくりな戦いを演じましたが、Bチームはリアル・タイム不足につき割愛です。残念!


第9遭遇
 ラスボスとの戦いです。
 どちらのチームもやばげな雰囲気の彼から仕留めていました。状況もアレだしね。


第10遭遇
 締めは連続遭遇としての技能チャレンジです。
 Aチームでは救出成功でしたが、Bチームではお母さんが犠牲になられました 合掌。




 RPGデイ2009用のシナリオですが、分量が多いのは、朝から夜までプレイできる環境ゆえですかねぇ。
 プレロキャラもトンデモではないので、いっそ“プレロールド・キャラで挑む”のが良いのかもしれません。


 なにはともあれ、皆さんお疲れ様でした (^ω^)