北斗の拳 ラオウ伝‐殉愛の章‐

 とりあえず絵が下手
は10歩譲るとしても、CGの動きが不自然ですな。昭和40年代のアニメを見てる気分でした。
 阿部のケンシロウ神谷明を意識してるようでうまくまねてる。宇梶の拳王はなんか滑ってる。柴崎のレイラは意外としっくりきている。ただし存在が浮いているが。


 まあともかく、突っ込みどころ満載の映画。
 ケンシロウサウザーの足音が巨大ロボットよろしくの効果音。おいおい、黒王号の足音のほうが軽いんじゃねぇか?
 オーバーハングでそそり立つ聖帝十字陵は「でかい、でかいよスレッガーさん!」な気分。周囲の高層ビルの残骸より高いじゃねぇか。それを子供が積んだなんて…(((( ;゚Д゚))))
 ときおり円柱式の遺跡とかデカイ顔の石像があったりするんだけど、ここってどこ? こんなとこ、現代の地球にもねぇよ。
 物語の場所は修羅の国の東に決まっているようなのだが、修羅の国自体が結構文明国だったり…。後ろの方を戦車の縦列が走ってるよ。ここって中国? 中国人があえて日本に拳法を学びに来るメリットって……。


 たぶん自宅でワイワイ突っ込みながらビデオ鑑賞した方がいいのだろうな、とおもた。


 なんだって、いまさら北斗の拳なんだろう?