リーピング

 数々の迷信や偽奇跡を科学的に解明してきた美人大学教授とその助手(黒人)が、霊璋を受けている小さな町を助けて欲しいと言う要請を受けて勇躍解明に乗り出す冒険もの…。
 ではなくて、そう思い込んでいた教授がまさに“災い *1”にぶちあたってしまうお話でした。


 最近のハリウッドにありがちな、怪奇現象を曖昧な“愛”でどうにかしてしまうぬるい展開を予想していたわけですが、そんなどころではなく、マジものの“災い”に主人公周辺の登場人物がばたばたと倒れていき、曖昧にしか得られない情報にこちらは徐々にのめりこんで行く好展開でした。
 最後のどんでん返し *2 とその返しが効いていて、なかなかの良作でした。


 わかりやすくいえば、元クレリックのエキスパートが招命を受けてパラディンとなり、幻視を頼りに真実を突き止めるみたいな話(ヒント:わかりにくい
 とりあえずサモン・スウォーム メテオ・スウォーム は恐ぇな、とw

*1:モーゼの時代にエジプトを襲った災厄

*2:ローズマリーの赤ちゃん