スパルタの戦士

 300 スリーハンドレッド  おまけ:夏コミのスタッフを300人のスパルタ人に任せてみた。


 映画『300』で描かれた古代ギリシアはスパルタの戦士をデータ化したもの。
 確認できるものに

  • 能力値は32ポイント購入 *1
  • レベルは6 *2
  • ショートソード *3、ショートスピア *4、ヘヴィシールド *5 を主兵装にする
  • 鎧は無い *6
  • 武器と盾を同時に使う(《二刀流》を取得)。
  • ヘヴィシールドでも殴る(《盾攻撃強化》、《盾突撃》を取得)。
  • 〈跳躍〉しながら攻撃する(《強打》《跳躍攻撃》を取得)。
  • 他の仲間と盾を連ねて戦う技術を持つ(《戦列死守》、《ファランクス戦闘術》、《熟練戦列兵》を取得)。

がある。

種族 クラス 属性 能力値
人間 ファイター4/レンジャー2 秩序にして中立 32ポイント購入
能力種 ボーナス セーヴ ボーナス
筋力 18=17+1成長 +4    
敏捷力 15 +2 反応 7=4+2【敏】+1周囲に仲間がいる場合
耐久力 14 +2 頑健 9=7+2【耐】
知力 8 -1    
判断力 11 +0 意志 1
魅力 10 +0    
基本攻撃ボーナス ヒット・ポイント AC イニシアチブ 認識能力 完全耐性
+6 47 15=10+2敏捷+2盾+1《ファランクス戦闘術》 +2=+2【敏】    
武器名 攻撃 ダメージ クリティカル圏 倍率 射程単位
高品質ショートスピア:近接 11=6+4【筋】+1強化/6 1d6+4=+4【筋】 20 ×2  
高品質ショートスピア:遠隔 8=6+2【敏】+1強化/3 1d6+4=+4【筋】 20 ×2 20フィート
高品質ショートソード 11=6+4【筋】+1強化/6 1d6+4=+4【筋】 19〜20 ×2  
高品質金属性ヘヴィシールド 11=6+4【筋】+1強化/6 1d4+4=+4【筋】 20 ×2  
レベル クラス BAB 頑健 反応 意志 特技 クラスの特徴
人間として         強打  
1 ファイター1 +1 +2 +0 +0 ファランクス戦闘術 盾攻撃強化
2 レンジャー1 +2 +4 +2 +0 戦列死守 得意な敵:人間、追跡、野生動物との共感
3 レンジャー2 +3 +5 +3 +0   二刀流
4 ファイター2 +4 +6 +3 +0   盾突撃
5 ファイター3 +5 +6 +4 +1    
6 ファイター4 +6 +7 +4 +1 跳躍攻撃 熟練戦列兵か盾のぶちかまし


基本戦術

ショートスピア、ショートソード、ヘヴィシールドをそれぞれ単独で攻撃(上記参照)
ショートスピアとヘヴィシールドで攻撃(+7/+7)
ショートソードとヘヴィシールドで攻撃(+9/+9)
ショートスピア、ショートソードで突撃/跳躍攻撃(+13)
ヘヴィシールドで突撃/跳躍攻撃。その際、追加で機会攻撃を受けない足払いを掛けることが出来る
対人間ダメージに+2
*7 周囲に仲間がいる場合、ACに+3、ショートスピアの攻撃に+2を受け取る
*8 全力アクションか突撃アクションで盾攻撃が命中したなら通常のダメージ判定に加え、頑健セーヴ難易度17を要求できる。敵は失敗したなら1ラウンド幻惑状態になる。


 集団戦を前提にすれば悪く無さげ。ファイターが複数集まるという状況がありえない気もするがw
 《熟練戦列兵》の方がいかにもだが、《盾のぶちかまし》の方が面白い気がする。
 【判断力】を高く組んだとしたらACのためレンジャーではなくモンクを噛ました方が良い。その場合《戦列死守》をはずして《二刀流》を取得すること。

*1:スパルタ人は戦士の家系をやけに強調しているから。一般の家系は25ということでw

*2:特技数、ペルシャを圧する戦力としていずれも妥当か。王は8レベル。ペルシャ兵は1〜2レベル・ウォリアー、不死軍団は4レベル・ファイターで

*3:この時代の金属加工技術ではロングソードは作れない。材質は青銅まで

*4:劇中では間合いがあったような気がするがそこはそれ。ロングスピアにすると投擲出来なくなるので。《万能投擲術》を入れる隙間は無い

*5:金属(青銅)製

*6:筋肉は外皮扱いにならんもんだろかのぉ

*7:熟練戦列兵を取得時。8と排他交換

*8:盾のぶちかましを取得時。7と排他交換