ナイト・ミュージアム2 Night at the Museum: Battle of the Smithsonian

  前回の続き


  前作は微妙なハートフル・コメディだったが、今作はエンターティナー度が上がっている(ハートフル部分は減ったがw


  あれから2年、主人公は鳴かず飛ばずだった発明業が成功し、企業の社長に上り詰めていた。しかしせっかく一緒に暮らせるようになった息子とはすれ違いの日々、かつて世話になった自然史博物館とも疎遠になっていった。
  ある日主人公が博物館を訪れると、そこは荷物の搬送作業に追われていた。不人気な博物館は縮小され、CGメインに切り替えられ、展示物は倉庫送りとなる予定だったのだ。


  いかに社長とはいえ彼には手を出すことも出来ず、博物館は改修工事のために閉館となった。


  ところが、彼の元にジェデダイア(カウボーイのミニチュア)から突然の電話が! 友人が危ない! 主人公は危険を省みず、かつて夜警として培った経験を生かして深夜のスミソニアン博物館(の倉庫)に乗り込むのだった…。


  2作目の利点である“事前説明を省く”を生かし、物語は軽快に進む。息子君はほとんど出てこないが、ネットでスミソニアンの地下構造を呼び出してナビゲートするなどモニター前で支援する。




  しかし今作の影の主役はエジプト出身のカームンラー(ハンク・アザリア)だろう。彼の放つトークショーのために観に行ったようなものw
  「両親がパスワードを変えてしまったようだ」
  「いいからパスワードを話せ! いやしゃべるな!」
  「この線から入ったら痛い目に合わせてやる」

  古代エジプトのガキ大将っぷりを堪能させてもらいました (^ω^)
  このひと、ブロードウェイで『モンティ・パイソンのスパマロット』にも出てたとか。なるほど! モンティ・パイソン的だなと思ったがやはりなぁ。


  カームンラーの登場シーンだけまとめたDVDとかでねぇかな…。ネタゴンにお勧め (^ω^)

製作総指揮 マーク・ラドクリフ
製作 ショーン・レヴィクリス・コロンバススティーヴン・ソマーズ
原案  
脚本 ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
監督 ショーン・レヴィ


SPAMALOT (OST)

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