〈白羽山〉を中心にした連続企画:第7回 九層地獄でパラディンと握手! A Paladin in Hell 6回目(最終回)

「クリサンドラルは悪の勢力が強力である事を知っていた。そして善の勢力がより強いことを。信念、希望、愛、慈善、信用、真理…。これらはすべて、彼の伝説的活力の源だった。悪は彼の魂が放つ光芒に耐えることができなかった。彼の正義は、彼の才覚と勇気、才能と結びつくことにより、常に最後には勝利を収めるのだった。」

マイチャス・ガイルによるクリサンドラルの追悼演説より


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  英雄たちは使命を達成しました。
  (モンテ的に)ほとんど希望の持てない冒険でしたが、奈落と地獄の勢力に加え、モンテのイジワルという最悪の敵に抗して遂に彼らはやり遂げたのです。
  お疲れ様でした。クリサンドラル卿と同様に、しばしのあいだ憩ってください。


  来年からは世界の破滅と対峙してもらいますからね (^ω^)



出欠 PC's No 名前 種族 性別 クラス構成 プレイヤー 戦死数
ザローニン 人間 ウォーブレイド16 *1/ソードセイジ2 *2/ローニン1 ネタゴン id:ruwind 4
ロンタン・ソノワッキー 人間 ♂♀ ローグ8/レンジャー2/ダンジョン・デルヴァー9 ドワさん id:Dowa 3
イレーネ 人間 クレリック6/レイディアント・サーヴァント・オヴ・ペイロア10/
コンバット・メディック3
yukaさん 3
マリス 人間 力術ドメイン・ウィザード5 *3/スペルシーフ1/
スペルウォープ・スナイパー5/アージェント・サヴァーント5/
フェイト・スピナー3
羽生さん 2
リメア キャットフォーク 再構築中 りゅうく id:rucke 1
エクセリオン ハーフリング ファイター6/ハーフリング・アウトライダー8/ビーストマスター1/他4 キャプテン・ターク id:CaptainTerk 2
傭兵 “疾風”のウォルフ 人間 マーシャル1/ソーサラー8/スウィフトブレード10 *4 ヒロベ紙 id:taxfree 0


以下シナリオのネタバレ


  もしPCがネヘオド寺院を物質界に帰還させることができたなら、僧侶たちと市民は、彼女らが自らを証明した英雄として、歓呼の声で迎える。彼女らを讃える祝宴は数日間にわたって続く。
  しかしながら、おそらく最大の報酬は、彼女らがクリサンドラルを助け、寺院とともに帰還させることができた場合に与えられる。彼の魂は彼女らの前で深く頭を垂れ、このように申し述べる。

『我は出発するが、その前に我が去ったこの世界を、貴公らのように善なる手に預けることができて嬉しく思う。光の諸力は、貴公らのような〈戦士〉を常に必要としているのだ。』

それとともに、クリサンドラルの魂は彼が受くべき休息を得るため出発する。彼の肉体は彼の全装備とともに消失する。


  膨大な数のモンスターを退治した事で得られた経験点に加え、生き残ったキャラクターは成功ボーナスとして100,000経験点を受け取るべきである。
  もしPCが寺院を帰還させることができなかったが、少なくともヴェイリス・クリスタル を奪還したのなら、彼女らはアスモデウス究極の目的を妨害したことになる(そして今や彼と彼の下僕は彼女らを狩り出そうとする)。もし彼女らが完全に失敗したとしても、決して恥じるべきではない。地獄のもたらす挑戦は、最も偉大な冒険者でさえ困難だ。もし彼女らが物質界に帰還できたなら、DMは彼らに再挑戦の機会を与えることができる。
  シナリオが終了した後も、数多くのエピック級の冒険が待ち受けている。地獄の諸力は、自らの敗北で怒り騒然としている。PCはアスモデウスを敵に回した。そして、それは決して最善策とはいえないことだ。もしゲリュオンが生きているなら、彼は他のすべてに優先してPCの死を求める。キャンペーンは〈大いなる転輪〉中に拡大し、外方(そして内方)次元界全体の神秘が英雄たちを待ち受けているだろう。
  そしてもちろんデーモンウィング号 がある。そしてそれをPCはまだ所有している。おそらく、それはまだ地獄に残されているだろうが。DMは船の運命を決定するための冒険を作り出すこともできる。特に、他の勢力もそれを欲するだろうからだ。思い出せ。たとえ所有者がその権利を捨て去ったとしても、船は所有者の命令のみに応える事を。所有者の意向を無視しては、ストラオスですら船を自由にすることができないのだ。
  最も重要なことは、生還したキャラクターが地獄の軍勢に直面し、そして勝利を得たことだ。バードが彼女らの苦闘の詩を謡うだろう。そして庶民はその恐怖を振り払うため、彼女らの偉業を讃える物語を語り継ぐだろう。大いなる英雄の物語は伝説となる。

「クリサンドラルは我が良き友であった。そして今、私は彼が去ってしまったことを残念に思う。そう、彼は己が受くべき報酬を、遂に受け取ったのだ(そして、私は彼が憩うことを祈る)。我々は、彼の偉業を新たな英雄たちに語り伝えるべきだろう。もし我々が、いま少し彼に倣おうと努力するなら、この世界はより良い世界となるだろう。彼もまた、彼の残した影響が、このような遺産となるとしたら、それを喜ばしく思うと信ずる。」

マイチャス・ガイルによるクリサンドラルの追悼演説より

1日目 正午、ラヴィアスのバンズ・オヴ・ヘル が発動され、ネヘオド寺院は消失する。
  直後に到着した冒険者は消失を免れたブラザー・メアカルの依頼を受けて寺院救出に尽力することになる。
2日目 早朝、寺院の行方が判明する。〈混沌〉のエミリコルから助力の申し出。一行は対地獄装備を整え〈荒廃岬〉のエミリコルの元に向かう。
  エミリコルとの会合。寺院位置の詳細が判明。唯一手段である奈落船デーモンウィング の所有権を渡され地獄に向けて出帆。
3日目 デーモンウィング号 内部の探索に向かう。デーモンを3遭遇退治した後に休息。ここまで第1回。
4日目 デーモンを3遭遇退治した後、捕らわれのバクーと人間(男女)を救出。いくばくかのヒントを得つつ後退。
5日目 船内を捜索して宝物を回収。機関部を避けてガラスの間に挑んだところエクセリオンを失って敗退。夕刻、奈落船は目的地に到着。ここまで第2回。
6日目 破竹の勢いで神殿、護衛、船長室を突破。ついに上甲板に到着して休憩。ここまで第3回。
7日目 〈冷鋼砦〉を突破した一行は最下層にたどり着き、戦場視察中のゲリュオンを倒す。ここまで第4回。
寺院内に突入し、犠牲者を救出しつつピット・フィーンドを撃破し、遂に至聖所にたどり着く。英雄たちは時間延長に成功すると休息を取るのであった。ここまで第5回。
8日目 冒険者らは寺院内の掃討を続け、各所に巣食う地獄の勢力を倒していく。イグガンツに捕らわれていた大司祭を救出するとともに、第六層からの侵入を単独で防ぐ重責を担っていたクリサンドラル卿と合流した冒険者は、物質界への帰還を果たす。

*1:トウム・オヴ・バトルのコア・クラス

*2:トウム・オヴ・バトルのコア・クラス

*3:アンアースド・アルカナのウィザード代案版

*4:WEB紹介の上級クラス