キャピタリズム〜マネーは踊る〜 Capitalism: A Love Story

  キャピタリズムというと何かよくわからん崇高な言葉っぽくも感じるが、要は資本主義
  アメリカという国が、社会主義との戦いにおいて資本主義(自由無法経済主義)を推し進めた結果、何が起きたかを描いた映画。
  簡単に言えば、資本主義はクソダメ


  相も変わらず陰々欝々としたくなる映画だが、きっと事実なのでしょうがない。嘘なら訴訟が起こる。
  属国々民である日本人として、宗主国がどのような状況に陥ってるかをよく見た方が良いと思うよ。


  なんたって、映画撮影と現実のタイム・ラグがうまく行ったためか、
映画の内容はまんま、いま日本で起きていることだからさ。


  そりゃ、うちの国の方が規模が小さいから、こんなに派手なことはないけどな。派手でないだけで起きてる事はまさに一緒。




  日本は最も成功した資本主義的社会主義という言葉があったが、やっぱり事実なんだなぁ。

製作総指揮 キャスリーン・グリン、ボブ・ワインスタインハーヴェイ・ワインスタイン
製作 マイケル・ムーア、アン・ムーア
原案
脚本 マイケル・ムーア
監督 マイケル・ムーア


  自由って言葉は聞こえが良い(と刷り込まれている)が、FREE は無法の意味だぜ?
  連中の憲章に書かれている“自由”は LIBERTY だしな。フリーなんて単語は出てこない。


  まあ、我々がけっこう使っている“自由”という単語だって、字義的には
    『自ら由とする=自分で納得する』
という意味なのだが、この世でどれだけの人間が、自分の行動の結果を納得して実行しているかは疑問だがなぁ。


  無知ってな不幸なもんだ。


  ソクラテスは偉大だねぇ… ( ´・ω・)