アデル/ファラオと復活の秘薬 Les aventures extraordinaires d'Adèle Blanc-Sec

  リュック・ベッソンによる、アデルのドタバタ大冒険


  パッと見た目的にインディ・ジョーンズナショナル・トレジャーといった遺跡冒険物風と思うとかなり期待は裏切られる。


  事故で植物状態になってしまった妹を救うため、古代エジプト王家の侍医ミイラを死者蘇生法で復活させて、癒してもらおうという迂遠な冒険の物語。


  いや、そりゃねぇだろとか突っ込みどころは満載なのだが、それはそこ、リュック・ベッソン風味でよろしい。
  しかし、原子物理学を学んだからといって、気楽に物質の結合を解いてしまうとは古代エジプトとは恐ろしいところだったようだ。


  ミイラの見方をちょっと変えてくれた好作品。

製作総指揮  
製作 リュック・ベッソン
原案  
脚本 リュック・ベッソン
監督 リュック・ベッソン


  オチはああだが、次回作を作るなら
     「まったく、こないだの旅はひどい目にあったわ!」
でどうにかなりそうなところが怖い。ある意味、最も無敵なヒロインだな (;^ω^)