ミレニアム2 火と戯れる女 Flickan som lekte med elden

 昔であったら、『ミレニアム誌取材録』とかの邦題だったろう。


 ミレニアム誌の編集長ミカエル・ブルムクヴィストと狂気の天才ハッカー、リスベット・サランデルの物語(といっても良い)。
 前作では両者が協力して1つの謎をとく展開であったが、今作はリスベットの過去について掘り下げる趣向。


 よくある話ではある。


 物語は、東欧における児童売春の取材から記者が殺され、その犯人としてリスベットに濡れ衣が着せられるところから始まる。
 天才ハッカーだからといって奇跡のように情報が得られるわけではなく、彼女は順当に現地に赴き情報を集め、着実に犯人の元に迫る。
 同時にブルムクヴィストも別ルートから情報を集め、同じく犯人に迫る。


 珍しいスウェーデン映画であるが、丁寧に作られた良作。1作目を探してみるか。
 近いうちに3も観に行く予定。
 決して美人ではないリスベットが実に魅力的に描かれていました。

製作総指揮  
製作 ソーレン・スタルモス
原案 スティーグ・ラーソン作:『ミレニアム』シリーズ
脚本 ヨナス・フリュクベリ
監督 ダニエル・アルフレッドソン


ミレニアム2 上 火と戯れる女

ミレニアム2 上 火と戯れる女

ミレニアム2 下 火と戯れる女

ミレニアム2 下 火と戯れる女