キャプテンハーロック
千年女王の正体はメーテルだった! に続き、キャプテンハーロックの正体は眼帯だった!
いわゆる『999』から始まるハーロックの系譜ではなく、初期松本作品で単発モノとして描かれていたハーロック。アンドロメダ星雲で機会の体に改造しながら孤独な戦いを続ける戦士や、敗北して去勢されながらも戦う海賊艦長、両大戦をドイツのために戦ったパイロットとかの方。
内容的には、「ああ」とか「うう」とか言いたいことはわんさかあるのだが、松本作品として考えると「しょうがねぇか」になるという不思議な作品でした。
もっと明るくいい加減で、でもやるときはやるという方向にして欲しかったが、まあ福井じゃなぁ……(器が違うか
ただ海賊たちの普段の生活はすっぱり切り落とされているので、旧シリーズのハーロックを想像するとガッカリすること請け合い。日本CGアニメーションの常として、甘いテクスチャーをごまかすため常に画面が暗いんだよね。
なお今回のアルカディア号は通常エンジンと波動エンジン、ダークマターエンジン×2の4発という豪華設定。イスカンダル・ガミラス・ショック以来、地球のエンジンは波動エンジンが標準なんだねぇ。
ラストの継承は、キャプテン・ハーロック2世を名乗る台場正からだろうか……