空を這いずる者
途中、あいも変わらずの押井節が入って首をひねるもまずまずの良作。当然原作は読んでいないw
クローン人間を使って戦争ゲームをするというやけに豪華な世界の物語。実機飛ばして壊してんだもんな。アリエナス。
戦死したクローンの変わりに名前だけ交換した同じクローンを送り込むというイカレた背景世界とか、そんな中で刹那的に生きる子供クローンとか、贖罪のためらしく生身で戦場に出て子供クローンを殺しまくるティーチャーとか、押井が好きそうだなと言うのが感想。そりゃ押井が映画化したんだから、押井風味満載で当然か。そういう視点で原作を読んで見たいとか思った。
辰電もどきとか、(たぶん)坂井三郎の捻り込みとか、マニアック・ネタは満載。メカだけでも良いんじゃね?