ダンジョン誌#159のシナリオ 20081008 氷の塔の脅威 Menace of the Icy Spire


  これは本当に“氷の塔”w


  2レベル用の冒険。『Forgotten Realms Campaign Guide』掲載の冒険『オーガ王の塚 Barrow of the Ogre King』の続きとして運用できる。
  この回からWEBダンジョン誌(D&Dインサイダー)は有料になりました。雑誌買ってるよりは安いと思うけどね。

  『氷の塔の脅威』はフォーゴトン・レルムのラウドウォーターから始まる冒険である。 ラウドウォーターの詳細については『Forgotten Realms Campaign Guide』に掲載されている。ここは新たなるレルム・キャンペーンの出発地点でもある。 ラウドウォーター付近の深い森には、あるウォーロックが自身の能力を超えた力を掴み取ろうとしたという伝説がある。 そして現在、彼の塔には余人が触れたなら凄まじい破壊をもたらす力が集まっていた。

  約30年前、ドレイグダーロックという名のドワーフウォーロックが、灰色谷にやって来た。 ドレイグダーロックはウォーロックの秘密結社の1人であった。そして彼の研究は、新たな種類のエルドリッチ・パクトを生み出すことだった。 彼は巨木には強力なエネルギーが宿っていると考えていた ‐ 消滅した神格の残した力が。 スペルプラーグの数千年も前、ここにはカースと呼ばれるネザリルの都市が存在した。そしてその守護神格はカーサスと呼ばれる半神だった。 カーサスは神格をつかもうとしたが失敗し、その過程で滅んだ。そして彼の守護する都市は(ネザリルの古代帝国とともに)消失した。 ドレイグダーロックの研究によると、森の中心にはカーサスの化石化した遺骸が残されているはずだった。 ドレイグダーロックはカーサスが溜め込んでいた潜在エネルギーを利用し、新たなパクトを結ぶ対象としようとしていた。 ドワーフウォーロックは巨木から1マイル離れた場所に塔を築き、本格的に実験を開始した。


  レルム冒険に直結できるシナリオ。2レベルなので比較的お手軽。
  作者はショーン・モーリー。彼はd20やそれ以外のゲームに関わっている。パラダイム・コンセプトとリヴィング・アルカニス・オーガナイズド=プレイ・キャンペーンを担当した。
  また彼はRPGAのリヴィング・フォーゴトン・レルム・キャンペーンにおける(楽しくもない)総合管理者である。
  これはダンジョン誌における最初の仕事だ。


Forgotten Realms Campaign Guide: A 4th Edition D&D Supplement

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