水上と水中 ミスっぽいのでやり直し

  ちょっと思考実験。間違ってたら指摘よろしく。



  水際の地面に立つクリーチャーが水中にいる目標を攻撃する場合。
  視点は横方向からの断面図ね。

                   
                 

  このケースの場合、が視線、効果線とも遮らないのがわかります。の左上の交点からの交点まで線が引けますからね。
  同様にも視線と効果線は遮りません。の左下の交点からならの交点まで線が引けますね。

  次は水の近くにある高台に立つクリーチャーが水中にいる目標を攻撃する場合。

                 
               

  このケースの場合も、が視線、効果線とも遮らないのがわかります。
  しかしは視線は通りますが視認困難を与えます。また水面は効果線を遮るので呪文もキツイですね。
  ハープーンなどの投擲武器は水中では無力化しますので攻撃手段はだいぶ減ります。残念。


  他所で聞いたネタですが、「漁師は船の上から網を投げても魚に命中させられない」、「川岸から魚を銛で突くのはもってのほか」というものがあります。
  実際検証してみると、意外と当たりそうですね。


  なお、船上から銛で魚が捕れるかを問えば、下段の例:と同じで無理ポイですが、現実的に考えて水面から1マス挟むってことは水面下1.5m〜3.0mですね。これはプールの水底より深いですよ。漁をしていてそんなところにいる魚を狙う漁師さんはあまりいないのではないかと。
  鯨を狙う場合だって、相手が水面に出たところを狙うわけですしね (^ω^)




  網については、PHBで登場するネットはグラディエーターズ・ネットであり、漁猟用のネットとは異なるため、ルールが存在しないというのが正解かと。
  ちなみに戦闘用のネットは我々が生活に使う傘に近い形をしています。石突の辺りに握るための縄があり、至近距離で相手に投げつけるというより叩きつけるように絡ませる武器です。
  漁猟用のネットはいろいろありますが、たいていは広げると四角形をしています(トローリング用は別として)。投げると広がって水底まで沈み魚を捕らえます。
  ぶっちゃけ名前が“ネット”なだけで別物ですよ。
  漁猟ネットを設定するなら、範囲攻撃を行う別ルールが必要ですね。