完全なる報復 Law Abiding Citizen

 運命には抗えない Can't Fight Fate


 発明の天才でいくつものパテントで裕福な生活を送っていた主人公一家。しかしそこに行きずりの2人組強盗が現れる。強盗は主人公に瀕死の重傷を与え、妻と娘を殺す。
 しばらく後、強盗らは捕まるも、証拠集めが不十分であったことから検事は司法取引を申し出、1名は死刑にするも、1名は釈放される。
 それを許せなかった主人公は全財産を処分すると、司法機関と司法取引制度、そしてこの裁判に関わった者すべてに対しての復讐を誓う。
 彼は持ち前の頭脳を生かして特殊機関に食い込み、その道のプロですら逡巡する任務をこなし、頭角を現していく。


 そして10年。かつての強盗の片割れが死刑になる日が来た。検事と同僚はそれに立ち会う。強盗は悔悟の言葉を述べると処置が開始される。
 安楽死であるはずだった。しかし、強盗は苦悶のうちに息絶える。安楽死の薬品が、猛毒に替えられていたのだ。


 また、釈放された方の強盗は、あいもかわらず犯罪生活を送っていた。その彼の元に警官隊が現れる。男は逃げる。逃げる男を助けようと手を差し伸べたのは、主人公だった。
 主人公が強盗を助けたのは理由があった。彼は、自らの手で裁きを下したかったのだ・・・。




 そんな感じで話は始まる。まあ、判決に不服な人間であれば当然考えること。
 再審とか何とか考えているより確実だしね (^ω^)


 ちょいとばかり飛躍したりご都合があるけど、まあまあ悪くない。
 しかし、ジェラルド・バトラー。オマエ最近こんな役ばっかだな・・・。

製作総指揮  
製作 ジェラルド・バトラー、カート・ウィマー、ルーカス・フォスター、マーク・ギル、ロバート・カッツ、アラン・シーゲル
原案  
脚本 カート・ウィマー
監督 F・ゲイリー・グレイ