あしたのジョー


 ジョーがドヤ街に来てからドヤ街に来るまで。


 よくできてる。役者さんがやってる映画として完成度は高い。
 話の面白さは原作依存だから、さすが名作といったところだけど。
 唯一残念なのは、スローモーションで殴られた人物の顔のゆがみを表現するところ。
 なかなか迫真の作品なんだけど、あれは1つ前にコマ落としで良いから本物の打ち合いを撮り、その後にスローモーションにした方が効果が上がると思う。
 最初からスローモーションだと、なんか盛り上がりに欠けるというかなんというか…。


 2本目も視野に入っているようなので、そちらにも期待。

製作総指揮 曽利文彦
製作  
原案 あしたのジョー』、高森朝雄梶原一騎)原作、ちばてつや
脚本 篠崎絵里子
監督 曽利文彦


あしたのジョー 全12巻セット (講談社漫画文庫)

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あしたのジョー (実写版) [DVD]

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 ちなみに、原作では伊達者として描かれていたウルフ金串だが、今作では単なる野生児と化している…。
 2本目には出れなさそうだよなぁ…。