劇場版 SPEC〜天〜

 おいてきぼり ( ゜ω ゜)


 事前知識なし。


 日本の作品らしく、最初はテンポが良いが中盤から後半にかけての“語り”が入るあたりでだれるダレル・・・。
 低予算であるからセットやCGにお金がかかってないのはしょうがない。しかし話にまでお金がかかってないのはどうかという感じ。
 なんつうか、よくできた作品は現実のすき間に虚飾をうまく織り込むんだけど、これは虚飾の中に現実を挿し込んだような。演出優先で現実を捻じ曲げているから、話が嘘くさくてしょうがないんだよなぁ・・・。
 良質な作品は細部にこだわると言うが、細部をおろそかにすると。



 “キル・ビル”栗山には、あのゴーゴー・フレイルを使ってもらった方が良かったよね。
 「寒暖(サムダン)なんて、関係ないね!」