冒険者たちはガンマ・テラのホーン領主ウォーダー男爵/Baron Warder of Horn に、男爵領の交易街を襲う強力な太古技術を駆使する不可解な黄金の戦士団を食い止めるように雇われる。キャラクターは略奪者と戦い、撃退し、彼らの根拠地を発見し、そしてその脅威を終わらせなくてはならない。ウォーダー男爵の顧問による予知/precognitionsに導かれ、キャラクターはバーリの街で警戒を行う。まもなく“黄金の軍団”が攻撃開始する。冒険者は襲撃団を追い払い、秘密基地に撤退する部隊を追跡する。
キャラクターの追跡する足跡はミシガ海の海岸沿いの荒れ地に続き、やがて古代都市マックナへと至る。そこで冒険者たちは死亡したサイボーグのGPSユニットを発見し、彼らが“LUCAS”と呼ばれるどこかに向かって移動していたことが判明する。方位を辿るうち、キャラクターは海岸線にLUCAS(月面目録化調査機関/Lunar Catalogue and Survey)研究所を発見する。とある古代年表によると、この研究所は月面第9地区と間に架けられた転送橋の一端であり、“黄金の軍団”が周辺地域に対する攻撃拠点として使用していたことが判明する。LUCASを探検する過程で冒険者は転送台に動力が供給されており、起動準備が整っていることに気付く。
転送器を使用したキャラクターは彼女らがすでにガンマ・テラにいないことに気づく - 彼女らは月にいる! しかしながら、そこは大気のない死んだ岩塊ではなかった。はるか昔に部分的に地球化改造された結果、月は薄い大気と奇妙な植物で覆われ、古びたドーム型基地、異星人文明が築いた水晶のような廃墟が点在していた。信号が発せらている最も近くの都市、 “平穏市/Tranquility”において、キャラクターは“軍団”の秘密基地の場所と彼らの支配者の名前 - 神秘に包まれたNERO - を知る。
彼女らは武装を整えると、NEROと手先の情報を求めて冒険者たちは銀色の月平線を越えて古い月面防衛施設へと向かう。そこではAIが願望を実行するため、より多くの“黄金の戦士”を製造していた。キャラクターがNEROを制圧できないなら、それは月のすべてを破壊する核兵器発射まで、ガンマ・テラを襲撃して無辜の民を攫い続けるだろう。
冒険のフック/Adventure Hooks
ここに勇者たちを話に関係させるための方法をいくつか示す。
男爵への奉公/The Baron’s Service:評判ある傭兵として冒険者はウォーダー男爵に雇われて単純な任務を与えられる:何が攻撃しているかを突き止めてそれを終わらせろ。
縁者の誘拐/Kidnapped Kin:キャラクターの1人はホーン男爵領に家族がいる。キャラクターは縁者が“軍団”の略奪部隊に攫われた人々の中にいたことを知る。キャラクターは救出を試みるためホーンにやってくる。
墳墓同盟の依頼/Cryptic Mission:墳墓同盟がホーン男爵領の近くで転送網の存在を示す古代記録を発見した。キャラクターの1人は同盟の一員であり、彼女にその“網”を発見して各節を記録しろと命令がくる。冒険者はLUCAS研究所の手がかりを捜すためホーンにやってくるが、そこで男爵領が攻撃を受けていることに気付く。神出鬼没の黄金の略奪者が存在する事実は、彼らが転送網を運用していることを示唆している。
巻き込まれた/Caught in the Shooting:キャラクターが自身の仕事でホーン男爵領を通過中、“軍団”の攻撃に巻き込まれる。経験豊かな冒険者グループにとって、襲撃者と戦って撃退することは仕事の一部だ。