THE INFORMER/三秒間の死角

 何が三秒間なのかわからなかった・・・


 麻薬組織を壊滅させるためにFBIに買われた潜入情報屋/Informerが、取引のトラブルに巻き込まれて・・・なシビアなお話。
 アクションなし、爆発無し、誰かをトンマにさせずに物事を解決する素晴らしい展開。
 なかなかに良い作品ですた。

 ( ゜ω゜).。o0(オチの辺りにやや御都合展開があったけどね
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人間失格 Human Lost

 まごころをきみに


 太宰治人間失格」の翻案作。
 話の中身は翻案作品であることを考えるとまずまずなれど、アニメに落とす段階でいろいろすれ違いがあり、脚本・演出からCG描画に至る段階でさらにすれ違いがあるようなイメージ。
 もちっとなんとかならねぇかな? という気分。絵はうまいけど残念なマンガって感じだな。


 なんつうか、コンテが下手なんだな (ΦωΦ)

ブライトバーン

 タイトルは町名から。


 イメージは『スーパー・オーメン』で、デッドプールならずとも「DCワールドの出身?」と問いかけたくなるほど暗いヴィラン物。
 スーパーマンのお父さんは偉大だった (ΦωΦ)

地獄少女

 まあ、いろいろ理解できないところがあるが、オッサンと縁がない世界の作品なので、そういうものなのだろう。
 工藤さんしか感情移入できないところに限界を感じる。


 マウンティングシーンは怖かった (;^ω^)

エンド・オブ・ステイツ

 俺たちはライオンだ…


 ジェラルド・バトラー映画の一作。方向性はニコラス・ケイジに近いイメージ。


 作品としては特にひねったところはなく、真っ正面からアクションをしている感じだが、ちょいなんというか、バカだ。


 お父さんが最高 (;^ω^)

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

 お前たち、大人になったな…。


 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編。
 単に現在の展開だけではなく、過去の回想と想起、現在と複雑な精神世界ホラーが描かれる。
 なかなか怖くて良いぞ ヾ(⌒(_^ω^)_

 こういうホラーはドタバタと逃げ回るのが定番で覚悟を決めて反撃するキャラクターはいない(いても負ける)。
 これが米人のデフォルト行動様式なら、負けそうになったからといって体当たりを仕掛けてくる日本人を怖れるのもわかる。

 モンスターと同じく理解できない相手だもんな (ΦωΦ)

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

 なるほど、泣ける(泣いてない)。

 不思議とホーガンの『プロテウス・オペレーション』を思い出した。
 ある意味において、『シザー・ハンズ』でもある普遍のテーマだね (^ω^)

ターミネーター ニュー・フェイト

 再分岐


 時間ものSFらしくさまざまなパラドックスを繰り返してきたターミネーター・シリーズに新たな分岐が出現!

 ジョンの存在が神格化されすぎて扱いづらくなったから、いっそのことなくそう。サイバーダインのスカイネットも古臭いし、ネット万能説も怪しくなったから止めよう。

 といった野趣に満ちた今作では、

  • “滅びの日”、完全回避
  • スカイネット、『T-2』の結果として数々のパラドックスと共に消滅
  • ジョン・コナー少年、『T-1』時代に別口で送り出されていたT-800の残党により殺害
  • 元々74%の確率で人類は滅びるはず(残党T-800調べ)

という状況から、新たなる敵“リージョン(AI?)”が人類文明に対して奇襲を行い、たった3日で人類文明は瓦解した・・・(金星文明なみ)。

 しかして、“リージョン”は頑強に抵抗する人類を消し去るため、まずは指導者を倒そうと、スカイネットと同じく過去に刺客を放つのであった。


 かつてターミネーターは指導者を生み出す母を消すために送り込まれた。
 今、強い女の時代の到来に合わせ、ターミネーターは将来指導者となる若き女性を狩るためにやって来る!


 的な ( ゜ω゜) 前作の『新起動:ジェニシス』で、若い娘を扱う方が受けることに気づいたんだろな

ジョン・ウィック3 パラベラム

 平和を求むるなら、戦いに備えよ


 ジョン・ウィックの3本目。てっきり三部作と思っていたら違い、四部作。と思いきや、実は読み切り(1作目)に三部作がくっついた変則四部作になりそう。ゆえに今作は2作目相当。
 今回はコンチネンタルを追われた彼が如何にして生き残り、その先につなぐかという物語。
 ただまあ、追加した背景がややなじまない様子で、重い。伏線バリバリ張ってたから、次は爽快感のある完結編でお願い (ΦωΦ)


 今作はみんな大好きな「勘違い日本」が登場しているのだが、来年のオリンピックに合わせてこれを逆輸入(?)したモチーフの店舗を作ったら外人さんに受けるのではなかろうか。壁板を真っ赤に塗って白い垂幕を張りめぐらしデカデカと漢字一文字が描かれているレベルでも良いので、どっかで試していただきたいところ ( ゜ω゜).。o0(店員は、男はさらしを巻き、女は着物姿だったりしたらCool!!

銀河英雄伝説「星嵐」第二章

 1は観てないが、そろそろアムリッツァかと思ったら終わってたの巻 ( ゜ω゜) フォークさんは観れた


 ジェシカさんが痛そうだったのと、我らが英雄オフレッサーが観れたのでヨシ (ΦωΦ)
 賊軍の弱そうなふいんきが画面に出てなかったのがざんぬん

ジェミニマン

 タイトル


 コロンビアまでは良かった。その後は予定調和的な展開に流れ、煮えきらずに終了。
 良かった話にしたいんだろけど、あそこまでだとちょっとな。


 ウィル・スミスの指向する脚本はなんかイマイチな (;^ω^)

フッド ザ・ビギニング

 恐怖とは神の使う最強の武器だ。そこで教会は地獄を考え出した。


 いわゆる中世冒険譚であるロビン・フッド伝説を下敷きに、現代風の習俗で再編したイメージの作品。衣装小物の類は現代のものを転用し、序盤の十字軍戦役はさながら現代シリア戦線のよう(機関銃砲座のような連弩や歩兵用ロケットランチャーのようなフレシェット弩が登場する)。
 あえて命名するなら、換骨奪胎してリアルさ追求をやめた、『ライト・ヒストリカル/ファンタジー映画』といったところ。2016年の「キング・オブ・エジプト」や2017年の「キング・アーサー」に近い。それのロビン・フッド版ね。
 主な観客に米語が通じないため、画面的な迫力だけで押し切らなくてはならなくなったハリウッド作品の哀しい側面でもあるか。日本映画にありがちな長セリフは、観客に「言葉が通じる」ことが前提だからなぁ。


 今作ではサラセン人がジョンを襲名し、ウィル(スカーレット?)は別役になった。世相を表した脚本だけど、続きはないだろなぁ ( ゜ω゜).。o0(けっこう言いたいことを派手に言ってるしな


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