オーシャンズ13

 中身はない


 クルーニー・オーシャン・シリーズ *1 の第三弾。第一弾はシナトラ版の焼き直し、第二弾は一作目の後日譚という状況を考えれば今作がクルーニー・オーシャン・シリーズの1作めとはいえる。
 内容的には何もない。仲間のひとりがていよく財産かっぱらわれたんで、残るメンバーが一丸となってバチを当てただけ。
 でも存在する障害を理詰めでつ一つつぶしていくのは面白い。いくつか(も?)不可能なことをしているのだがそれはそれ。たとえばあの機械はどこから運び入れた? とかね。
 仲間の名誉は守られ、敵は富と名声に傷を負い、巻き込まれた被害者には救済を、という単純ながら気持ちよい筋立てで締められていました。
 趣味で作られた作品としてはよくわからん理屈がくっついてなくていいね。クール。


 「シナトラと握手」の意図はわかったが、ホテルについての解説の下りはわからんかったよ。なんだろ?


オーシャンと11人の仲間 特別版 [DVD]

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 こんな展開のシナリオ組めたら面白いだろうなぁ。d20モダンで… (ノ∀`)

*1:勝手につけた