“大分割”と版上げ前後のシナリオ
“大分割”と版上げ前後のシナリオの舞台をまとめたもの(マップは4版時代)。
『ドラコリッチの宝物庫』
5版(ネクスト版)シナリオ。
2013年6月に行われたD&Dゲームデイで使用されたもの。複数パーティによる同時襲撃を描いている。
全世界のD&Dプレイヤーが同じシナリオを攻略するイベントだが、日本では複数卓実施は厳しかったと推測する (ΦωΦ)
コーマンソー森林を棲処とするドラコリッチの宝物庫が舞台。
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『ドラゴンスピア城の亡霊』
5版(ネクスト版)シナリオ。
2013年8月15日-18日に行われたGenCon2013で初公開された販売シナリオ。
レッド・ウィザードによる元素邪霊復活を阻止しようとする冒険者の物語。いわゆる過去版であった「複数鍵の争奪戦」型シナリオ。
ウォーターディープ南隣のダガーフォードが拠点となる。
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ちなみに、有名なウォーターディープは地図上、「ダガー」の「-」の南側に位置している。ネヴァーウィンターは「ダ」の北側である。
『キャンドルキープ襲撃』
5版(ネクスト版)シナリオ。
2013年8月15日-18日に行われたGenCon2013のイベント用シナリオ。よって極めてプレイ人口の少ないシナリオとして忘れられている。
“アスモデウス神に選ばれし者”による拠点襲撃防衛シナリオ。システム的に複数パーティが必要なのも難あり(単パーティで挑んでもよいけど)。
バルダーズゲート南隣のキャンドルキープで展開される。
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“大分割”四部作第一弾『殺戮のバルダーズゲート』
4版・5版共用シナリオ。
2013年8月20日開始のエンカウンターズ第15節の販売シナリオ。
“殺戮の神”ベハル *1 復活に絡む物語。
- 作者: エド・グリーンウッド,マット・サーネット,スティーヴ・ウィンター,桂令夫,滝野原南生,塚田与志也,日本語版翻訳チーム(岡田伸、楯野恒雪、柳田真坂樹)
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2014/07/18
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“大分割”四部作第二弾『クリスタル・シャードの影』
4版・5版共用シナリオ。
2013年11月19日開始のエンカウンターズ第16節の販売シナリオ。
舞台は先ごろ電子書籍にて再販されたアイスウィンド・サーガの舞台でもあるテンタウンズ。そしてその地を襲う“オーリル神に選ばれし者”に絡む物語。
ダンジョンズ&ドラゴンズ1~3レベル・キャラクター用アドベンチャー クリスタル・シャードの影
- 作者: R.A.サルヴァトーレ
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“大分割”四部作第三弾『レッド・ウィザードの野望:ソード・コーストの受難』
5版(ネクスト版)シナリオ。
2014年2月18日開始のエンカウンターズ第17節のPDF販売シナリオ。
舞台は上記『ドラゴンスピア城の亡霊』でも登場したダガーフォード。その地を襲うレッド・ウィザードの飽くなき暴威に立ち向かう冒険者の物語。
実のところ『ドラゴンスピア城の亡霊』の直接的続編であるのだが、キャラクター・レベルの関係で同キャラでの継続ができないもんにょり仕様。
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“大分割”四部作第四弾『レッド・ウィザードの野望:サーイに死す』
5版(ネクスト版)シナリオ。
2014年5月20日開始のエンカウンターズ第18節の販売シナリオ。
前作『ソード・コーストの受難』の直接的続編で、『ドラゴンスピア城の亡霊』から考えると、ダガーフォード三部作の完結編とも云える。
このシナリオ自体は若干の修正を経て『大口亭綺譚』に掲載されている。
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*1:1版から2版にかけての事件である“災厄の時代”で滅ぶ