九層地獄でパラディンと握手! A Paladin in Hell *1

 ネッソスの主は常変わらず謀略を抱き、そして彼の企みは永久に続く。地獄の大穴に在りし彼の玉座はデヴィルの蓄えた富に満ち、その治世が揺らぐことはない。八体の暗黒なる者をつき従えし彼の名は(口にするをはばかりし!)アスモデウスなり。
                                 “サーミスの賛歌”、142章15節より


 曰く、正義は栄光より尊ぶべし、義務は願望より尊ぶべし、善は生命より尊ぶべし。偉大なるパラディン、クリサンドラルはこういった人物だった。
 しかし、永きに渡る悪との戦いの末に得られた死の眠りさえ、クリサンドラルには平安をもたらさなかった。彼の葬儀において、クリサンドラルの魂は数十人の生ける会葬者とともに恐るべき魔法でネヘオド寺院ごと九層地獄に連れ去られてしまったのである。
 この悲劇の背後に隠された驚天動地の動機とはいったい何か? 最も勇敢な、最も強い、そして最も決意の硬い勇者のみが回答を見いだす気力を持つだろう。その途地において、彼らは謎のウィザード〈混沌〉のエミリコルと会合し、次に魔物帆船デーモンウィング号で航海をし、そして最後は地獄の圧倒的恐怖と恐るべき軍勢に対面するだろう。
 勇者の中でもっとも勇敢なる者のみが“光の道”を歩み、地獄から安全に一同を導くことが出来るだろう。正義の道を賢く歩め。


 15〜20レベル・キャラクター、4〜6人向け


 2e時代のモンテ・シナリオを翻訳して版上げしてプレイして見ようかなどと画策中。PDF60ページなので半年ほどで終わるかなぁ〜 *1

*1:上の予定から忽然と消えた場合は察してくださいw