フルCG映画?
6世紀初頭のデーン辺境国での物語。
役者以外はすべてCGで出来ている異色映画。その辺の不自然さを除けば良作。
元々の原版を読んだことはないが、怪物の出自について捻ってあるようで、悪の尽きない理由と魔物 *1 の連鎖がうまく説明されている。
とりあえず、大型生物と組みつきをするとどうゆうことになるかが良くわかる映画でした。グレンデルは大型 *2、(ゴールド)ドラゴンは超大型から巨大サイズかと。ドラゴンは組みつき状態にあっても不利益をこうむらないタイプですな *3。
ベオウルフはローグかモンクを2レベルは積んだ *4 ファイターかな? もっともたいていの英雄譚の主人公は素ファイターよりローグとかの奇策使いだったりするので妥当な線だ。
ただ裸でトロールと組んで殴り勝ったり *5、ドラゴンとガッチリ遣り合えるくらいのキャラクターなので、下手したらエピック級なんだろなぁとか思っていたが、よく考えたら「ベオウルフとグレンデル」は叙事詩(エピック)だったw
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ただ、ここに紹介した実写版映画 *6 の方が映画としては見ごたえがあるという評価がある。
どっかで見かけたら借りてみるか。