ダンジョン誌#158のシナリオ　20080926　シュラウデッド・クラグの海賊 Sea Reavers of the Shrouded Crags

　　15レベル向け。現状での最高レベル冒険だすよ。

　　『シュラウデッド・クラグ（霧に覆われた島の意）の海賊』では海底の冒険を扱う ‐ ここでは『アドヴェンチャラーズ・ヴォルト』で紹介された新たな乗物ルールを用いている。ＰＣは沿岸地域を襲う海賊団に潜入し、その殲滅を依頼される。しかし、ＰＣはまもなく自分たちの進む方向が、今まで考えていたより深い物であることに気づくだろう。これは15レベル・キャラクター向けの冒険だ。

　　〈オロドーム連合〉と呼ばれる都市連合の辺境が襲撃された。サファイヤ海の都市国家は平和に暮らしてきたが、１年前、シーリス・オロドーム市の指導者 ‐ フェルモーラ卿 ‐ が行方不明となったのだった。ゴンドーラというフェルモーラ卿の将軍のひとりが都市連合に警告を発した。彼は北方の霧の彼方にさらわれたと。都市連合はゴンドーラの指揮により団結した。そして襲撃とともに彼は兵と船を送りこんだ。
　　海賊は軍船や積荷を容赦なく沈めていった。彼らは神出鬼没にいかなる見張りの警戒をくぐりぬけ、ゴンドーラのスパイはいずれも任務を達成しなかった。都市連合の指導者は、海賊の隠れ家を探すため霧の国を縦断する勇者を求めていた。

　　参考書籍は『アドヴェンチャラー・ヴォルト』。これに出てくる乗物ルールが必要っぽい。これからはサプリとの戦いもはじまるお　（＾ω＾）
　　作者はローガン・ボナー。ウィザーズのデザイナーで、『City of Stormreach』、『Dungeonscape』、『Magic Item Compendium』、４ｅでは『Adventurer's Vault』を担当した。
　　なるほど、つまりこのシナリオは４ｅ乗物ルールを活用した公式見解でもあるということだな。