モンスター・マニュアル第4版
まあ、当然買った。
原語版持ってるので確認の意味合いが強いのだが、なんといっても邦訳されているのはデータが脳に無変換で投入できるので楽。
しかしやや疑念。
訳語の統一感がないな…。
いわゆる固有名詞がカタカナ翻訳なのは当然。なんといっても歴史のあるD&Dだ。ゲーム固有モンスターは数多くいるし、そいつらの意訳は無理。
カタカナに原文スペルを併記して欲しかったところだが、ひょっとしたらウィザーズとの契約に引っかかったりするのだろうかと思ったりもする。
本文内にスペルってひとつもないからねぇ〜 (^ω^)
問題点はモンスター名にカタカナ・オンリーとカタカナ漢字併記がいるんだよな。
「オークの戦士」とか「オーガ巨兵」みたいなのがメインなのだが、「エンジェル」とかは全部カタカナ。
モンスターによるんだろうとか思ったら、「アボレス」さんは漢字3体カタカナ1体…。
なんか法則性があるんかなぁ…。カタカナ英語として認知度が低いのは翻訳、高いのはカタカナというわけでもなさそう。
が〜じるは「訳者によって違う」説を挙げたが、アボレスがそうなので微妙だ。
モンスターの持つ各種パワーは全てカタカナ。/の後に訳文付。
この訳文が奮っていて、原語よりだいぶ厨房度(褒め言葉として用いていますw)が高い。
アレですかね、参加者はポーズ付で大声でパワー名を叫ぶべきでしょうか?
ダンジョンズ&ドラゴンズ モンスター・マニュアル第4版 (ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック)
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よくわかる本も買ったけど、中身はあとでね。シナリオが付いてる親切設計なので、そのうちに試してみようと思う。
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追記
一番想像したくないのは、監修というか、最終的に整合性をとるべき機能が働いていないのではないかという疑念だね。
- 各人の翻訳完了
- 情報の収束
- 訳文のチェック
- 誤字脱字のチェック
- 印刷体裁の整理
までやって、実は訳語表記方法は統一してませんでしたはシャレにならないよ…。
私家訳なんぞやっていると、表記方法は邦訳ルール準拠が当然なのだが、それがゆらぐとかなり困るんだよなぁ。
勘弁してね (^ω^)。ο〇(このブログは面と向かって伝えにくい内容を大声で叫ぶことを旨としています。