かつて忠実なりし者 Those Once Loyal ダンジョン誌#173のシナリオ 20091214

  神話級、〈戦の鱗片〉第17弾
  次で終わりとは思えないから、合計20本なのかな?

  バハムートは死んだ…、しかし、まだ脳死には至っていなかった。 その遺体はこんなこともあろうかと配下が用意した安全地帯に隠され、どうにか生き延びていた。 バハムートは賢明にも、ティアマトが彼を滅ぼさんと画策していることを予想し、“信仰の核”の1部を分離して自覚なき器に送り込んだのだった。 その“器”こそがエミリアだった。 そのような自体が起きたなら、“核”はエミリアを誘導するだろう。 しかしバハムートの帰還を妨げんとする勢力は、戦いを始めんとしていた。 『かつて忠実なりし者』は25〜27レベルのキャラクター向けの冒険だ。

  〈黎明戦争〉として名高い元素の主との間で行なわれた憎悪の戦いの後、分割された神格は和解の試みを受け入れず果てしない戦いを始めた。 無限に長い時を超え、白金竜と万色竜は復讐心を満たすために互いに戦いを続けた。 しばしば彼らは争う。その終わりは来るのであろうか?  一方が勝利を納めたとしても、それは他方が起き上がるまでの短期間までの出来事にしか過ぎない。 私は時間の霧を透かして遠い未来を予知した。しかし、それでもこの戦いの趨勢は見えない。 私は貴公らの評議会にお願いしたい。今回の白金竜の死を以って戦いを終わらせたい。そして私が永遠に続く循環を終わらせることに協力されたいと。


  作者はご存知シュワルブ先生。最終作への大いなる導入というところか。これでラストがコーデルだったら台無しだな (;^ω^)