キス&キル Killers

 Mr.&Mrs.スミス or ナイト&デイ ?


 かと思ったんだ、最初は。
 でも、中身はまるで違った。
 フレンチあたりのヨーロッパ映画かと思えば、実は米製。北米での興行は悪かったとかで、たぶんその辺の食い違いが不評を呼んだと思う。
 たしかに、謎が謎を呼ぶという方向性より、コメディ的な雰囲気が強く、幕間から笑い声が聞こえたらけっこう良い出来だったのかもしれない。
 主人公より、お父さん役のトム・セレックの雰囲気がありすぎて、完全に食っていたのも問題だったのかな。


 ギスギスしすぎた映画の後の一服の清涼剤な感じ。

製作総指揮 チャド・マーティング、クリストファー・プラット、ジョーシー・ローゼン、ウィリアム・S・ビースレイ、ピーター・モーガン、マイケル・パセオネック、ジョン・サッキ
製作 アシュトン・カッチャー、マイク・カーツ、スコット・アヴァーサ、ジェイソン・ゴールドバーグ
原案  
脚本 ボブ・デローザ(原案・脚本)、テッド・グリフィン(脚本)
監督 ロバート・ルケティック