エベロン小説
とりあえずちまちまと更新中。
フォーゴトン・レルムの“イヴェント”が、小説で展開された後に公式設定になる方式を取っていたため、「エベロンももしや…」という点がひとつ。
もうひとつは、いま手にかけているデルヴが小説の1シーンらしいこと。前後関係を知らなくても回せるけど、まあ知っといた方がよかろ的な何か。
シリーズ | タイトル | 作者 | 出版年月 | 概要 | ||
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『ドリーミングダーク3部作』 シャーンとエベロン世界入門作 | Dreaming Dark | 1 シャーンの群塔 | City of Towers | Keith Baker | 200502 | 既訳 |
2 砕かれた大地 | The Shattered Land | 2006 | 既訳 | |||
3 夜の門 | The Gates of Night | 200611 | 既訳 | |||
『失われたマーク3部作』 エランディスと“ヴォル”の血の物語 | The Lost Mark | 1 死のマーク | Marked for Death | Matt Forbeck | 200503 | *1 |
2 死者の道 | Road to Death | 200601 | *2 | |||
3 死者の女王 | The Queen of Death | 200610 | *3 | |||
『地下竜3部作』 | The Dragon Below | 1 束縛の石 | The Binding Stone | Don Bassingthwaite | 200508 | *4 |
2 嘆きの木 | The Grieving Tree | 200603 | *5 | |||
3 殺しの詩 | The Killing Song | 200612 | *6 | |||
『炎の刃3部作』 ラザー公国連合が舞台の陰謀劇。 | The Blade of the Flame | 1 流血の盗賊 | Thieves of Blood | Tim Waggoner | 200605 | *7 |
2 | Forge of the Mind Slayers | 200703 | *8 | |||
3 | Sea of Death | 200802 | ||||
『戦の傷痕集』 | The War-Torn | 1 | The Crimson Talisman | Adrian Cole | 200505 | |
2 | The Orb of Xoriat | Edward Bolme | 200510 | |||
3 | In the Claws of the Tiger | James Wyatt | 200607 | |||
4 | Blood and Honor | Graeme Davis | 200609 | |||
『灰の後継者3部作』 | Heirs of Ash | 1 | Voyage of the Mourning Dawn | Rich Wulf | 200606 | |
2 | Flight of the Dying Sun | 200702 | ||||
3 | Rise of the Seventh Moon | 200710 | ||||
『好事家話集』 | The Inquisitives | 1 | Bound by Iron | Edward Bolme | 200705 | |
2 | Night of the Long Shadows | Paul Crilley | 200705 | |||
3 | Legacy of Wolves | Marsheila Rockwell | 200706 | |||
4 | The Darkwood Mask | Jeff LaSala | 200803 | |||
『角灯物語』 | The Lanternlight Files | 1 | The Left Hand of Death | Parker DeWolf | 200707 | |
2 | When Night Falls | 200810 | ||||
『竜の予言3部作』 | The Draconic Prophecies | 1 | Storm Dragon | James Wyatt | 200805 | |
2 | Dragon Forge | 200806 | ||||
3 | Dragon War | 200903 | ||||
『ダーカーンの遺産3部作』 ダーグーンの跡目争いの物語 | Legacy of Dhakaan | 1 王の崩御 | The Doom of Kings | Don Bassingthwaite | 200808 | *9 |
2 反逆者の言葉 | Word of Traitors | 200909 | *10 | |||
3 亡霊の圧政 | The Tyranny of Ghosts | 201006 | *11 | |||
『ブレランドの茨3部作』 | Thorn of Breland | 1 | The Queen of Stone | Keith Baker | 200811 | |
2 | Son of Khyber | 200911 | ||||
3 | The Fading Dream | 201010 | ||||
The Chronicles of Abraxis Wren | Taint of the Black Brigade | Paul Crilley | 201008 | |||
Lady Ruin | Tim Waggoner | 201012 |
*1: 12個のドラゴンマーク。
巨大な魔力のシジル。
偉大な氏族の血族だけに生まれ、数世紀にも渡り権力を維持し、エベロンを自在に変えていく力。それは12個しかないとされていた。
今までは。
マット・フォーベックが、13番目のドラゴンマークについての恐るべきサーガを語り始める…。
死のマークについて。
*2: 死のマーク。
何百年もの時間を越え、それはエベロンに帰還した。そして善と悪の勢力は、それを支配下に置こうとした。しかし、それを求める男は、ただ愛娘を蘇らせる事を望んでいた。彼女を救うため、彼は危険な道を歩まなくてはならなかった…。
“死者の道”を。
*3: 彼らはモーンランドを縦横に駆け巡り、カルナスに乗り込み、遂には山中に巣食うドラゴンの棲処を攻撃する。冒険者の一隊にできることは限られている。敵と戦い、足止めすることだ。いま、1人の若き女性が運命を受け入れるか、あるいは屈するときが来た ‐ 死者の女王となる運命を。
*4: 『束縛の石』は『エベロン・ワールドガイド』に登場する新種族に焦点を当てている。それはまた、地図に記されていない領域を探検する最初のエベロン小説でもある。
*5: 3人の英雄を倒すため、過去から何者かがやってくる。
変節した戦士、神秘的な追放者、そして魔法を振るう兵士はさっそく逃げ出した。彼らは敵に包囲されていた。ある者は彼らを支配下に置こうとしている。ある者は彼らから奪おうとしている。そしてある者は彼らを殺そうとしている。
怪物と反逆者の国で彼らが生き延びるには、いにしえの悪しき装置、失われて久しい“嘆きの木”に頼るしかないのだろうか…。
*6: 久しく封印されていた忘れられた恐怖は、新たな力を求めていた。
3人の英雄は危険と知っていた。“塔の街”で、悩める神秘主義者と兵士魔道士が化け物じみた計画を阻止しようとする。シャドウ・マーチで、屈辱を受けた戦士が戦いのため古代の宗派を招来する。
ドラゴンが覚醒する前に彼らの戦いは成功するのだろうか? それとも、彼らは“殺しの詩”の音色により狂気へと追いやられるのだろうか?
*7: 血を流させることしか知らない男が、平和を求めてさまよう。
ディアランはかつてもっとも恐れられた暗殺者教団の一員だった。しかし、彼は人殺しに背を向け、平安を求める漂泊の僧侶として生きている。だが、辺境の港町で、過去のしがらみが彼を捕らえようとしていた。
港町を襲った海賊がディアランのかつての恋人を捕えた。彼は彼女を救うために危険を冒さなくてはならない。彼に残された時間は少ない ‐ 襲撃者は略奪を望む単なる海賊ではなかった。彼らはエルダス・カイ、“ヴォルの血”の将軍にして下僕の兵士だったのだ。
『流血の盗賊』は新三部作の1本目であり、『エベロン・ワールドガイド』に登場する新種族に焦点を当てている。『炎の刃』三部作は、この驚嘆すべき世界の新たな側面を切り開くだろう。
*8: 流血だけを知っている男が、平安の地を求めてさまよう。
ディアランはかつて暗殺者として恐れられていたが、今では殺し屋家業に背を向け、生を求めて流離う僧侶だ。北方に向かった彼は、無法な海賊に悩まされる連合の戦いに巻き込まれた。ディアランは一方に加担することを拒んだ。
しかし彼が偶然発見した古代のレリックに暗殺者の軍勢を生み出す力があるとわかったとき、中立は彼の選択肢にはなくなっていた。殺るか殺られるか。戦いは否応なくやってきた…。彼の魂は、暗殺者としての性を受け入れなくてはならないのか。
*9:強大な帝国も瓦解する。
ダーグーン。ゴブリンの王国。それは一人の将軍、リーシュ・ハルークが築き上げた。
しかし、リーシュ・ハルークは老いた。そしてダーグーンは崩壊の瀬戸際にあった。主なきシフター、ゲスの力を借り、彼は求心力足りえる古代のレリックを求めた。離反する諸侯とドラゴンマーク氏族の謀略により、彼の統治は崩壊しつつあった。栄光ある古代の遺産は、王国の未来を救えるのか?
『地下竜』3部作の作者が、裏切りとパワーに満ちた帝国の物語をスリリングに描き出す!
*10: ダーグーン。いにしえに崩壊した帝国の末裔。〈最終戦争〉の戦火の中、リーシュ・ハルークの鋼の意志により打ち立てられた国家。
しかし、リーシュ・ハルークは倒れた。彼に忠誠を誓った戦士の手にかかり。彼の側近たちは、さらなる裏切りを警戒して疑心暗鬼に陥っていた。闇の中で何かがうごめいている。ダーグーンの古くから敵が新たな戦争の火種を掻き立て、五つ国の力と影響力を手中につかまんとするとき、民衆の運命は数名の英雄の手に預けられる。
『地下竜』3部作の作者が、裏切りとパワーに満ちた帝国の物語をスリリングに描き出す!
*11: ザ・ロッド・オヴ・ザ・キングスは語る。
ダーグーン。戦火の中から立ち上がった国。リーシュ・ハルークの智謀の下に結集したそれが、いまリーシュ・タリックのカリスマの下に再結集しようとしている。
しかしリーシュ・タリックは、ダーカーン皇帝たちの諸力が結集したアーティファクト、ザ・ロッド・オヴ・キングスに操られていた。手にしたロッドに捉われたタリックは、出来立ての王国を戦いに駆り立てる。より多くの領土を、より多くの栄光を、より多くの権力を目指して ‐ その代償がなんであろうとも。
しかし、ダーカーン帝国にはもう1つのアーティファクトがあった。ゴブリン王に破滅をもたらしたとされる…。そしてダーグーンの英雄だけが、それを手にできるのだ。