仲間内で『レイア・アソールトとはなんぞや?』という話題が上がったため、ちょっくら確認してみた内容。
これは秋から年末にかけて動いていた第1シーズンの『“暁のタイタン”の工房』のもの。
レギュレーションとしては、
魔法のアイテムとして
- 6レベル以下のアイテムを1つ
- 5レベル以下のアイテムを1つ
- 4レベル以下のアイテムを1つ
- 840gpを持ち、他のアイテム(魔法、非魔法)を購入する。
- 制限として、レア・アイテムは1つまで(低レベルなのであまり関係ない (^ω^)。
- 制限として、[消費型]アイテムは2つまで(ポーションや矢弾など、[消費型]キーワードのある魔法のアイテムを含む)。
- おまけ制限として、儀式は使えません (^ω^;)
フォーチュン・カードを使用可能(てか、ないとまづひ)
- 公式カードはすべて使用可能。プロモーション・カードもすべて使用可能(発売時期を考えるとネヴァーウィンターまで)。
- デッキ・サイズは10枚。
- デッキ構成は、少なくとも3枚の攻撃カード、3枚の防御カード、3枚の戦術カードを含まなくてはならない。同じカードを複数使用可能(つまり最低でも攻撃、防御、戦術が1枚ずつあればデッキは構成できる(^ω^) .。oO(あとは仮カードで)。
とりあえず、こんなお話です。
この項では、君がこの遭遇を冒険の一部に活用したり、あるいはこの挑戦に別の話をつなげることができるように背景情報を提供する。
かつて繁栄していたネヴァーウィンターの首都は、一世紀に渡る混乱の末に廃墟と化していた。約30年前、覚醒したプライモーディアルが引き起こした、天から降る業火、地震、悪しき前兆などの大変動が都市を襲ったのだ。しかし、そのような出来事ですら、都市の息の根を止めることはできなかった。現在、ウォーターディープの公開ロードである護民卿ダガルト・ネヴァレンバーの指揮の下、ネヴァーウィンターは復興しようとしている。
大変動の数年前、アシュマダイ(“憤怒する魔物の使者”)を名乗るアスモデウス教徒が、サーイのリッチ、ザス・タムの走狗となって活動を開始した。ザス・タムと教団間に交わされた規約の厳密な内容 ‐ もしくは、ザス・タムとアスモデウスの間で交わされた ‐ は明らかにされていない。そしてザス・タムはアシュマダイ教団が聖なるレリックと認める強力な魔法の笏杖を求めていた。
今日まで、アシュマダイは2つの派閥に分かれていた。1つはドワーフのファヴリアが率いる、アスモデウスを盲信する一派だ。もう1つは、ティーフリングのモーダイ・ヴェルが率いる、忠誠よりも我欲により力を蓄えようと努める一派だ。1つ目の派閥は ‐ 歴史はあるが巧妙ではない ‐ 笏杖をサーイの歓心を買うために使おうとしていた。2つ目の派閥はサーイにはさして興味を持っておらず、裏取引と謀略により、都市におけるアシュマダイの影響力を徐々に増そうとしていた。
最近になり、モーダイ・ヴェルと彼の信徒は教団の存在を昂然と明らかにすると、アスモデウスの印の下、教団の怒りを向けた建物を住民ごと破壊した。数週間前、モーダイ・ヴェルは、水時計ギルドがネヴァーウィンターの墓地にある霊廟の地下に隠した埋葬所を発見した。水時計ギルドとは、魔法を使うことなく、美しく複雑な水時計を作ることで有名な職人集団だ。それはまた、ゴーントルグリムのドワーフがプライモーディアルのマイジェラを束縛するために作り出した機械仕掛けも手掛けていた。水時計ギルドの地下廟で見つけた記録から、モーダイ・ヴェルはゴーントルグリムを迂回してホテナウ山の地下に至る地下道を発見した。そこで彼はプライモーディアルとそのパワーに接触しようとしている。
この挑戦で、キャラクターはモーダイ・ヴェルと彼の信徒と対峙する。モーダイ・ヴェルはアシュマダイとサーイ人との間に交わされた契約に憤慨しており、彼は自らの力を高めることを企んでいる。彼は九層地獄のパワーとプライモーディアル・マイジェラの威力を結合させた新たな、本来のものより強力な笏杖を作り出そうとしている。もし彼が成功するなら、ネヴァーウィンターは破滅する。
ネヴァレンバー公の配下は市内の脅威を処理するだけで手一杯だ。このため、彼は冒険者にモーダイ・ヴェルの抹殺を依頼した(成功報酬は莫大だ)。ネヴァレンバーは彼が最高と認めるウィザードに大枚をはたいて教団を幻視させ、モーダイ・ヴェルの居場所である複雑なマップをパーティに提供した。キャラクターは現在、ホテナウ山の地下道を抜け、ティーフリングが笏杖を完成させようとしている“暁のタイタン”の工房に急行している。
この辺までは、事前に見ても構わないレベル。
この下は、どうせ遭遇開始時には知るだろうけど、知らない方が好きな人向け ( ゜ω ゜)
こっちは大体の位置。 | で、これがウィザードが幻視したマップ (^ω^) |
これが褒章(ポイント)。
最大で200ポイント。いろいろあるので、複数の挑戦を通じて最終的に溜めるもの (^ω^) .。oO(1回じゃミリ
一般的褒章
- 神話的勝利 Epic Win:20 ナイト・メア・モードの挑戦を破る。
- 私は帰ってきた! I'll be back:10 死亡セーヴィング・スローで20以上の出目を出す。
- クリットマス It's Critmas:5 クリティカルを出す。
- 怪物殺し Monster Slayer:20 ダンジョン中のすべての敵クリーチャーを破る。
- 奇襲 Commando:20 魔法のアイテムや[消費型]アイテムを使わずに挑戦を完了する。
- 一撃死 One Shot:10 最大ヒット・ポイントの雑魚ではない敵を0ヒット・ポイントにする。
- 挑発的集団 Racy Group:10 すべてのキャラクターを同じ種族で組んだパーティで挑戦を破る。
- 爪のごときしぶとさ Tough as Nails:20 回復力を使用することなく挑戦を完了する。
- 全滅 TPK:5 パーティの全キャラクターが死亡する。
- それは罠だ! It's a Trap!:5 罠か危険要因を無力化する。
挑戦的褒章
- ダンジョン地図製作者 Dungeon Mapper:10 君のグループがダンジョンすべての扉を開く。
- 地獄によろしく Give My Regards:5 敵を岩棚から突き落とすか溶岩に突き落とす。
- もう何も怖くない I Regret Nothing:5 岩棚から落ちるか溶岩に入る。
- さ溶岩なら Lava Nice Day:10 溶岩により死亡する。
- 捷疾鬼 Speed Demon:10 5ラウンド以内に挑戦を完了する。
- 宝探し Treasure Hunter:5 宝石で飾られた彫像から宝石を奪う。
- ヴェルの引き立て役 Vell's Foil:10 挑戦に破れる。
これとは別に、秘密の褒章が3種類ある ( ゜ω ゜)
最後に、遭遇開始時の読み上げ文 (^ω^)
君たちは手にしたマップに従い、ホテナウ山の下を走るトンネルを抜けて来た。あと数分で、アスモデウス教徒のモーダイ・ヴェルは、ネヴァーウィンターを意のままに操るだけの力を与える、アーティファクトを完成させるだろう。
君がかどを曲がると、そこは今まで進んできたトンネルとは、打って変わった光景があった。壁はもはや荒削りな石ではなく、炎を模した彫刻が成されていた。突き出し燭台には、消えずの松明が置かれている。君たちのいる広い部屋には、透明な液体を湛えた、4つの浅いプールがある。その中には、指の長さほどの黄色い魚の群れが泳いでいた。君たちの左手には、両開き扉がある。もう1組の両開き扉が、部屋の向こう側にある。
壁を伝い、詠唱の声が響いてくる。詠唱が止まった。そして男性の声が響く。
「そうか。護民卿は我を止めようと、愚かな生贄を捧げてくれたか。よかろう…。貴様らでは、もはや間に合わぬだろうがな。」
ひと呼吸おいて、大声で呼ばわる声が聞こえる。
「我が主アスモデウスよ! 偉大なるマイジェラよ! 我、不遜なる侵入者の破滅を請い願う!」
詠唱が再開された。そして君はエリア一帯が魔法の波で覆われたことに気づく。部屋は熱気が増してきた。