“暗黒学園” The Black Academy 『“髑髏都市”E.デニーレの壁 Skull City, E. Danele's Wall』

 墓場付近の内壁をたどるキャラクターは、このイラストのような箇所に出くわす。まだ見せていないのであれば、プレイヤーにこれを見せろ。

 近くには狂える死霊術師デニーレが勝手に住み着いている。彼はずっと以前に“暗黒学園”を追い出されたが、彼はアサーラックから暗黒の幻視を受け取ったため生かされている。これらは狂える預言者が彫り、着色し、エッチングしたものであり、30フィートに渡って壁を覆っているが、デニーレははるか以前に幻視を締め出すため、自らの目をえぐり出している。彼が盲目となった後も、幻視は彼の心に留まり続け、そのため彼は狂気に陥った。この幻視は現実と若干のつながりがあるが、アサーラックは目的があってデニーレに送ったわけではない;アサーラックの計略は負のエネルギー界で展開されていたため、不運な死霊術師は巻き込まれたに過ぎない。

 もしPCがデニーレと接触するなら(彼は昼夜ここにいる)、彼はうつろな眼窩を向けて言う。「“終末”において、“貪る者”は君たちの魂を待つ」PCが発言の意味を尋ねても、よだれを垂らしながら理解不能なつぶやきと雑音が返ってくるだけだ。デニーレから返ってくる唯一の理解可能な回答は、壁に描かれた紋様のに関する短文や言葉だけである。彼は大口を開けているフィーンドがアサーラック(これは“貪る者”の象徴だ)と答え、そして「運命に至る最初の先導者」と告げる。彼は涙ぐむ少年の顔を指して言う。「彼は我らが仕立てし者になりし。人間どもの嘲笑が“貪る者”の憤怒を生む」この情報についての詳細についてはディサティッソの日記を参照。

 壁に描かれた絵のひとつは、多数の切子面を持つクリスタルだ。切子面の中には多数の顔と目が書き込まれている。クリスタルの中心から緑色の光が溢れ、すべての切子面にエメラルドの光が反射している。もしこの絵の意味について説明を求められたならデニーレが言う。「“貪る者”の経箱は失われた者たちの魂を溜める。魂を救うには太陽の光を当てるしかない;他の方法では、これらの魂は永遠に破滅する」ここで成される経箱の描写は、冒険のクライマックスにおいて生き残ったPCが遭遇する、アサーラックの経箱の正確な説明だ(“終末の要塞”の第30区画参照)。

 デニーレによる捕らわれの魂に関する曖昧な発言は、PCに与えられた投獄された精神を救う最初の手がかりだ。さらにほのめかされた行動は、単にアサーラックのエッセンスを四散させるだけだ;それでは彼を永久に破滅させることはできない。詳細については「結末」を参照。

 狂気の予言者は壁に描かれた他の象徴についての質問に何も答えない。実際、他の象徴は何の意味も持たず、狂気の精神を追わせる囮だ。もし戦闘がおこるなら、狂人は自身を守る。そして30%の確率で、都市に住む他の死霊術師の注意惹きつけてしまう。デニーレのアイテム(デスティース/死の歯と呼ばれるダガー)については付録を参照。