セッション裁定

  • ダイス・ロールについて
     時間短縮のため、d20ロールを除き、同種ダイスを10個以上ロールする場合は期待値を使用します。各自、自分の技についてはダメージなどをあらかじめ算出して置いてください。
     このような場合、「ダメージは20d6なので、期待値70を与えます。」といった宣言をしてください。
  • クリーチャー数について
     各PLは操作できるクリーチャー数を1体までとします。これはPLが事前に準備/操作できるのはPCのみであることを意味します。動物の相棒、使い魔、特別の乗騎、腹心などは使用することができません。また招請クリーチャーなど、永続または長期間にわたり場に残るクリーチャーについても同様に禁止です。
     これはコンベンションであることを鑑み、PL1人あたりの宣言時間に著しい不均衡が生じることからの禁止です。ご理解ください。
     例外的に、一時的に出現するクリーチャー(招来クリーチャー)は使用可ですが、基本的にDMが操作することになりますのでご了承ください。
  • 出目20について
     クリティカル・ヒットは(範囲の拡大は別として)出目20で起こりますが、これはナチュラル20でのみ起こります。出目を交換する呪文など各種能力では達成できません。
     出目を20に交換することで達成できるのは“自動命中”までです。
  • 再訓練などについて
     全面的に禁止します。アイテム作成特技など、冒険時に不要な特技であっても取得した状態で冒険してください。呪文/パワー効果によるものも一切禁止です。
  • ナーヴスキッター について
     この呪文はイニシアチブ・ロール時のみに使える特殊な呪文と解釈します。通常、立ちすくみ状態では割込アクションは行なえませんので、当然ながらナーヴスキッター に対して割り込むことはできません。“立ちすくみ状態にならない”という特徴を有していても、自身のターンがめぐってくるまでアクションを行うことはできません。
  • スノーシューwについて
     この呪文は雪上環境のみで有効であると裁定します。また、本シナリオ中に雪上環境は(PCが作り出さないかぎり)登場しません。したがって発動する機会はないと思われます。
  • 宝石魔法(『フェイルーンの魔法』)について
     宝石魔法は巻物同様呪文修正を適用することができます。
     能動的起動(所有者が接触するなど)を準備しているタイプにあっては標準アクションを使用します。宝石は取り出して(移動相当アクション)接触する(標準アクション)という過程を踏みます。このような場合、宝石魔法は単純使用型アイテムとして考えます。
     受動的起動(敵が近づくなど)を準備しているタイプについては割込アクションを使用します。したがって、複数の宝石に同じトリガーが設定されている場合、1つだけ起動して残りはすべて失われます。
     起動条件にあっては「○○が□□で△△したとき起動する」という簡潔な一文のみ認めます。この○○と□□と△△については各PLがアイテム別に設定し、事前に公開してください(例としては、「アンデッド」が「30フィート以内」に「接近したとき」起動する、など)。