ダンジョン誌シナリオ 20080509 流血都市 City of Blood

 WEBダンジョン誌、2ヶ月ぶりの冒険はエベロンもの7レベル。

 ゼンドリックの奥地に踏み込んだ冒険者は、古代の遺物と宝物を満載した背負い袋を背負って帰還する。しかし、いくつかの宝物は見つけ出してはならないもののことがある。遠征隊がある墓所から引き上げてきて数日後、別の冒険者が遠征隊と同じ宝物を若干多めに持ち帰った。
 遠征隊が戻った数日後、夜明けの路上に血を吸い尽くされた死体がいくつも転がった。その上、ストームリーチ暗黒街の勢力が遠征隊を後押ししていたといううわさが駆け巡った。PCは、ストームリーチ暗黒街を暗躍する結社間を渡り歩き、情報を集めて事件を解決しなくてはならない。『流血都市』は非エベロン設定でプレイすることもできるが、基本的にエベロン・キャンペーン設定の冒険だ。

 参照書籍は『エベロン・ワールドガイド』、『サイオニクスハンドブック』、『Libris Mortis』と少なめ。比較的扱いやすいと思われ。やはりエベロンの冒険は一味違うものがあるね。
 作者はニコラス・ローグ。ダンジョン/ドラゴン誌のライターで、公式のエベロン書籍/冒険の多くに関わっており、現在はパスファインダー誌も手掛けている。また彼はハワイのクルール・シアターに所属する劇団員でもある。