ダンジョン誌#156のシナリオ 20080723 カインセップ屋敷の怪異 The Haunting of Kincep Mansion

  おっといきなり12レベル!

  ここ数年、誰もカインセップ屋敷に入ったものはいない ‐ 少なくとも自発的には。地元民はカインセップ一族の末裔の幽霊が取り付いていると話す。また別のものはここにはゴブリンやオーク、より悪いものが住み着いているという。そして皆が口を揃えて語ることは、最近になって何者かが屋敷の周辺をうろつくようになったということである。PCはカインセップ屋敷の謎を解き明かし、付近に安全をもたらすことができるだろうか?

  この屋敷はかつてカインセップ一族が所有していた荘園屋敷だった。彼らは政治にかかわる一族ではなかったが、それでも歴史ある旧家であった。カインセップ家は裕福ではあるが、質素な生活を楽しみ、贅沢を慎んでいた。家人の住む家は大きいが実用的であり、果樹園の奥に位置していた。小さいが壮大な墓地は、一族の終焉の地である。カインセップ家が誇れるものは、各世代はほんのわずかな相続しか得なかったにもかかわらず、事業や冒険などを通して成功して一財産を築いて来た事だ。ここ数年続いた不幸と災難により、カインセップの若者たちは命を落とした。多くのものが信じるところによると、一族は困窮の果てに絶えたとされている。実際、唯一の相続人であるジャコバクス・カインセップは富を得るため、冒険者にして傭兵として国外に赴いていた。

  作者はドラゴン誌のSAGEとして知られるスキップ・ウィリアムズ。もう説明の必要ないね。