2009年シナリオの解説 *1

  前回はここ、前々回はここ

Assault on Nightwyrm Fortress: Adventure P3 for 4th Edition D&D (D&D Adventure)

Assault on Nightwyrm Fortress: Adventure P3 for 4th Edition D&D (D&D Adventure)


  伝説級シナリオ最終回!

P3 ナイトワーム要塞の攻略 Assault on Nightwyrm Fortress
17レベル・キャラクター向けの冒険
  『ナイトワーム要塞の攻略』は17レベルのキャラクターを21レベルまで上昇させるD&D冒険である。 この冒険において、PCはすべての魂が、ことに〈ナイトワーム要塞〉に運び去られたそれが簡単には憩えない事を発見する。 真実の探求のため、プレイヤーは死の覆いを穿ち、〈永遠の薄闇〉を通って生命の片鱗が不気味なこだまが響かせるシャドウフェルに突入しなくてはならない。
  この冒険は独立型の冒険として機能させることも、あるいは伝説級冒険の3部作としてプレイすることも出来る(『P1 トロール街の王』『P2 デーモン女王の領土』に続く)。

  デザイナーは…、あっコーデルだw みんな、覚悟しとけよ!

Death's Reach: Adventure E1 for 4th Edition D&D (D&D Adventure)

Death's Reach: Adventure E1 for 4th Edition D&D (D&D Adventure)


  冒険は神話級の世界へ…

E1 死の腕 Death's Reach
21レベル・キャラクター向けの冒険
  『死の腕』はD&D冒険で、21レベル・キャラクターを24レベルまで成長させる。 この冒険で、プレイヤーが現実性の基礎が〈死の神格〉の力を奪おうとする者により脅威にさらされていることを知る。 この宇宙的クーデターを妨げるため、プレイヤーはシャドウフェルの〈時無き中心〉にまで踏み込み、事物の終焉を見出さなくてはならない。
  この冒険は独立型の冒険として、あるいは神話級冒険3部作の序盤としてプレイすることが出来る。

  デザイナーはコーデルとクリス・シムズ。
  (`ω´)シムズ.。oO(コーデル、コーデル、コーデル、どいつもこいつもみんなコーデル! なぜやつを認めてこの俺を認めねえんだ!!

Kingdom of the Ghouls: Adventure E2 for 4th Edition Dungeons & Dragons (D&D Adventure)

Kingdom of the Ghouls: Adventure E2 for 4th Edition Dungeons & Dragons (D&D Adventure)


  あ、この表紙の人ってデスプリースト・ハイエロファントさん?

E2 グールの王国 Kingdom of the Ghouls
24レベル・キャラクター向けの冒険
  このD&D冒険は24レベル・キャラクターを27レベルまで上昇させる。 この冒険で、デーモンの軍勢がレイヴン・クィーンの持つ死を司る力を、シャドウフェルの深奥に残る古代王国に導こうと企てる。
  この冒険は独立型冒険として、あるいは10レベル間に渡る3部作冒険の中盤としてプレイすることが出来る。

  デザイナーはコーデルとクリス・タラック…
  (`ω´)タラック.。oO(コーデル、コーデル、コーデル、どいつもこいつもみんなコーデル! なぜやつを認めてこの俺を認めねえんだ!!

Seekers of the Ashen Crown: A 4th Edition D&D Adventure for Eberron

Seekers of the Ashen Crown: A 4th Edition D&D Adventure for Eberron


  エベロン・シナリオ発動! シナリオ・コードないんだ…

アッシェン・クラウンの探求者 Seekers of the Ashen Crown
2レベル・キャラクター向けのエベロン・ワールド冒険
  この独立型のD&D冒険はキャラクターを2レベルから5レベルまで成長させる。 名目上はエベロン・キャンペーン設定であるが、DMは容易にこれを“自家製”D&Dキャンペーンに導入することが出来る。 冒険はダーク・ランタンと呼ばれる秘密組織に雇われたPCが、滅び去ったゴブリン帝国のアーティファクト、アッシェン・クラウン(灰土の王冠)をめぐり、悪の結社と争奪戦を繰り広げるというものである。

  デザイナーはクリス・シムズとスコット・フィッツジェラルド・グレイのコンビ。ダンジョンのシナリオを幾編も仕上げているベテラン。評価はシラネw

Revenge of the Giants: A 4th Edition D&D Super Adventure (D&D Adventure)

Revenge of the Giants: A 4th Edition D&D Super Adventure (D&D Adventure)


  ビッグ・シナリオ! *1 12レベルから17レベルまで成長する。

巨人族の復讐 Revenge of the Giants
12レベル・キャラクター向けの冒険
  フィー・フィー・フォー・ファン Fee-Fie-Foe-FUN ! *2
  悪の巨人の一隊が、かつて彼らを破った者への復讐を企図して諸国を荒らしていた。それをさえぎることが出来るのは英雄たちの一団だけだ。 このD&Dの大冒険は伝説級キャラクターのために設計されており、独立型の冒険としてプレイされるが、他シリーズと無理なく連結することも出来る。

  デザイナーはビル・スラヴィセック、マイク・メアルズ、デイヴィッド・ヌーナンと有名どころ。デザイナーを外れたヌーナンの名前があるところからして、かなり長期間にわたって作りこんでいたものと思われ…

Prince of Undeath: Adventure E3 for 4th Edition Dungeons & Dragons (4th Edition D&D)

Prince of Undeath: Adventure E3 for 4th Edition Dungeons & Dragons (4th Edition D&D)


  9部作の最終回! そしてやっぱり最後の敵はオルクス! *3

E3 不死のプリンス Prince of Undeath
27レベル・キャラクター向けの冒険
  不死のデーモン・プリンスがあなたを呼んでいる!
  この神話級D&D冒険はキャラクターを27レベルから30レベルまで成長させる。 この冒険で、デーモン・ロードのオルクスはアビスの深淵から持ち出されたイーヴル・シャードを用いてレイヴン・クィーンの持つ死を司るパワーを簒奪しようとしていた。 それを止めることが出来るのは世界最強の英雄たちだけだ。
  この冒険は独立型の冒険として、あるいはEシリーズ(E1死の腕、E2グールの王国)の最終作としてプレイすることが出来る。

  デザイナーはコーデルとスコット・フィッツジェラルド・グレイ。最後までコーデル。そうか、コーデルはウィザーズのメイン・デザイナーの一柱に加わったんだね…。おめでとう、コーデル。
  (`ω´)グレイ.。oO(コーデル、コーデル、コーデル、どいつもこいつもみんなコーデル! なぜやつを認めてこの俺を認めねえんだ!!

*1:160ページだよ

*2:巨人族の独特の囃し言葉らしい…

*3:攻略済