ラスト・ブラッド

  やっぱりダンピール…


  応仁の乱のころ、日本に現れたオニ(吸血鬼 Blood Sucker)。その支配者である鬼源(オニゲン)。
  これはベトナム戦争にゆれる日本を舞台に、米軍周辺の街に浸透したオニを掃討するダンピールの物語である。


  以上。




  ぶっちゃけ、主人公サヤはオニゲンの娘で、400歳近いセーラー少女w
  やっぱり超常の敵と戦うということは超常の者でなくてはならないということかね。


  アンデルセンの最後が偲ばれます。




  チョン・ジヒョンのほっそりとした姿はセーラー服にはまってます。これが好きな人は観た方が良い。
  最近の変装や塑像造りが得意な女子高生が好きな人には向きませんが。


  ただね、ワイヤー・アクション多用は別にいいんだけど、そろそろ次のステージに行かんかね。
  ワイヤーで吊られて空中をもがきながら進むという映像ははっきり言って見苦しい。力が掛かっているといないとでは筋肉の動きとか違うんだよ。
  実際に階段を走らせて、CG加工で階段を消すくらいのがリアルな映像になると思う。軽快に走らせるならさらにワイヤーで吊って動きを支援させるか。
  このままじゃ貧乏映画=ワイヤー、金持ち映画=CGということになるのではないかと。
  ちなみに、ワイヤー・アクションで空中を走るというのは、香港映画だかが始めたもので、中国伝奇にある“拳法の達人は空中を走る”という故事を映像化したものと聞いた。したがって、浮くんじゃなく空気に足掛けて昇ってるはずなんだよな。


  殺陣は正中線を保ってないので醜いかぎりだが、韓国女優では期待すべくもなし。



製作総指揮   
製作 ビル・コン、エイベル・ナーミアス
原作 Production I.GBlood the Last Vampire
脚本 クリス・チョウ
監督 クリス・ナオン
企画   
提供   


  いや、けっこうおもしろかったですよ?


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