アップルシード XIII(サーティーン)

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 ああ、まあ、アップルシードセルアニメの頃からいろいろ作られてきたけど、デュナンとブリアレオスの恋愛を中心に描くとハズレるよね。

製作総指揮  
製作 アップルシード XIII」製作委員会
原案 士郎正宗アップルシード
脚本 藤咲淳一・櫻井圭記・谷村大四郎・岡本航征・梅原英司
監督 浜名孝行


 CG自体の出来も低廉、シナリオは詰めが甘い、シーンがかみ合ってないと三重苦(もっとあるか…)の映画ですた。


 なんつうか、ESwatのギュゲスとか、なんだかんだ言っても特殊部隊、分類としちゃ軍人じゃなくおまわりさんでしょ。
 ハンドガンやせいぜい軽機/重機しか持たない部隊で、巨大な航空兵器を迎え討つのが不自然とか考えないのかなぁ?
 敵はレーザーだかビームだか光学兵器をバリバリ撃ちまくってんのに、遮蔽のない空中で無謀な突撃してボコボコ落とされて…。
 あの消えていった人々の代わりを訓練して穴埋めするのにどれくらいの期間が必要なんだろう?



 某ゲームシナリオライターのつぶやき(うろおぼえ)で、
  「最近は全体を見る人が少なく、特定のシーン、特定の人物、特定の部分を描けたら満足してしまう人が多い。」
といったふいんきの発言があったのだが、ああなるほどな感じ。
 現実世界の経験値が目に余るほど足りなくて、何が自然か、何が不自然かの区別が付かないのかねぇ?



 アニオタって救えねぇゴミだな。



 せいぜい、同じシーンを描きたいのなら、軍の動因を匂わす言葉を入れ、軍用のギュゲスをコットスが着て飛べば良いだろうに。
 それならお金の問題だけで済む。