運命のボタン Button, Button

  その部屋に入る方法は2つ。縛られて、あるいは解き放たれて。その選択は汝にあり。 (:^ω^).。oO(うろおぼえ

  主人公の自宅にある荷物が届く。中身は奇妙なボタンのついた箱が1つ。
  後刻、箱についての解説者がやってくる。男曰く
  「この箱についているボタンを押しますか? 押すとあなたの知らない人が1人死にます。そしてあなたには100万ドル(当時で2億6千万円)をお渡しします。」
  男は24時間後に再訪する旨を告げて立ち去る。
  夫婦は悩むも、現実の生活苦を前にしてボタンを押す。
  24時間後、再訪した男はボタンを確認すると現金を置いて立ち去る。
  夫婦は男に問う。この後はどうするのか? と。
  男は悪魔のような笑いを浮かべて夫婦に告げる。「箱は別の人に渡します。もちろん、あなたを知らない人にです。」
  夫婦の制止を振り切り、男はいずこともなく立ち去る。


  夫婦はその後、ボタンを押したと同時刻に殺人事件が起きていることを知る。
  偶然とは思えない。そして、夫婦にとって恐怖の時間が始まる・・・。




























  まあ、朱書きの部分は嘘だが。


  スリラー的な始まりにもかかわらず(原作もそうにもかかわらず)、内容はSF。
  こいつぁ、予想ができなかったぜ!


  なんともいえない後味の作品。CG映画なんぞよりはかなりおもしろかった。
  原作は、以前にも『新トワイライト・ゾーン』として映像化されているとか(『欲望のボタン』)。たぶん原作の実写化なので、今作とはまるで違う話であろうが、そちらも興味深い。シリーズは駄作らしいがな (;^ω^)


  週1件として1200件ほど…。審判はいずれに下るのだろうか…。


製作総指揮 スー・ベイドン=パウエル、テッド・フィールド、パリス・カシドコスタス・ラトシス、テリー・ダガス、エドワード・H・ハムJr
製作 リチャード・ケリー、ショーン・マッキトリック、ダン・リン
原案 リチャード・マシスン作『死を招くボタン・ゲーム』
脚本 リチャード・ケリー
監督 リチャード・ケリー


運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)

運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)